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准教授 高槻彰良の推察ネタバレ【2話】「藁人形の怪」あらすじ【伊野尾慧ドラマ】

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この記事は、ドラマ「准教授 高槻彰良の推察」第2話のネタバレ(あらすじ)です。2話は藁人形の怪です。

高槻彰良(たかつきあきら)氏の過去の秘密も徐々に紐解かれていく予感も…

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目次

准教授 高槻彰良の推察ネタバレ【2話】「藁人形の怪」

期待の陸上選手に針と藁人形の呪い?

大学のグランド。トラックを全力疾走する山崎綾音(山田杏奈)は記録に伸び悩んでいた。コーチにも「スポーツ推薦の意地を見せてくれ」と言われ期待をかけられていた。しかし、同じ部員たちからは贔屓目で見られる綾音は嫉妬の対象だった。

綾音の姉・琴子(金澤美穂)も 綾音 に期待をかけていて仕事を早退してまで、綾音の足のケアのために大学に来て、世話を焼いていた。ケアが終わって、綾音がシューズを履こうとするとシューズの中に針が入っていた。姉はその針を手に取り「私が何とかする。だから集中して」と言い綾音 を安心させた。しかし、姉はベンチの下に針がいっぱい刺さった藁人形を見つけ驚愕した。

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准教授・高槻彰良の研究室

「どうも最近、面白い怪異がない」とつまらなそうに言う彰良先生に、「ついこの間、コックリさんで楽しそうにしてたじゃないですか?あれじゃ不満ですか?」と諭す、生方瑠衣子(岡田結実)。まるで、母親のようだ。

そこへ、深町尚哉(神宮寺勇太(King & Prince))がやって来た。この前のコックリさんの時の小学生から、もう怖くなくなったと尚哉の元へ連絡が来て、彰良先生にお礼を言いに来たという。

「こっちにも来てるよ」と彰良先生は自分のホームページ「隣のハナシ」にもその時の小学生らしき子どもからの書き込みを尚哉に見せてくれた。

どうやら、彰良先生(伊野尾慧)は「あなたの隣りで話された不思議なハナシを教えてください。」という名目で、「隣のハナシ」というホームページを作っており、一般から不思議な話を公募しているようだ。

HPを除く尚哉は知るぬ間に彰良先生と顔がくっついていて、気づいて驚き、慌てて離れた。(このシーン見て、これってBL要素?ってちょっと思った(笑))

そして、研究室を後にしようとする尚哉に彰良先生は、「深町くんはサークルは入ってるの?」と聞いてきた。

すると尚哉は「いいえ、俺はみんなと一緒に盛り上がるとかできないんで」と寂しく答えた。尚哉は他人の嘘が分かってしまい、誰かと一緒にいるのが苦痛なのだ。

「じゃあ、アルバイトは?」と彰良先生に聞かれ探していると答えると、僕の助手をやってくれと頼まれてしまった。「隣のハナシ」に時々、怪異にまつわる相談が寄せられるから、その話を聞きに行く時の手助けをして欲しいと言うのだ。バイト代ももちろん払うと言う。

それを聞いて穏やかじゃないのは、生方瑠衣子(岡田結実)だ。「助手なら私いますよ。」と割って入った。「君は論文を書かないとダメだろ?」と彰良先生。しかし、生方瑠衣子は食い下がり、尚哉に向かって、「あなたお祓いできる?」と対抗してきた。

「お祓いは瑠衣子くんにお願いするから、助手は深町くんに頼みたいんだ」と彰良先生。

“俺なんかを助手にする理由は、俺は嘘を見抜けるから。俺にはそのくらいしか価値がないんだ。”と、尚哉はなんだか情けない気持ちになるのだった。

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講義室に訪ねて来た山崎琴子

彰良先生は講義が終わって、学生と歓談していると、山崎綾音(山田杏奈)の姉・琴子(金澤美穂)が怪異の相談に訪ねて来た。彰良先生は尚哉とともに琴子を自分の研究室に招き入れた。

「誰かが妹を呪っているようなんです。妹は山崎綾音なんです。」と言うと、彰良先生は「?」という顔をする。すると横から尚哉が「スポーツ推薦で入学してきた期待の新入生です。」「俺たちの学年の中で一番の有名人かもしれません。」と彰良先生に説明した。

綾音はスポーツ奨学金までもらったのに、入学した2週間目から記録が伸びなくなってしまったと姉。きっかけは、ある日、姉の琴子が練習を見学していたら、綾音が顔を拭いたタオルに針が入っていて、顔を少し刺してしまったという事から
始まったという。


「痛い!」という綾音の声に心配して、姉や部員たちが集まって来ると、マネージャーの相沢香織(石川萌香)が、それは自分がゼッケンを留めるために使った針で、綾音のタオルに紛れ込んでしまったと謝罪した。それで、その日、綾音はいいタイムが出せなかったのもそのせいだと思った姉は、タイムの結果を気にしなかったのだと言った。

でも、それから、綾音の記録はまったく伸びなくなってしまって、綾音のシューズの中に針が入っていたり、藁人形を見つけたと説明した。

「素晴らしい!」と彰良先生の名文句が出た。

人を呪う動機は何か?それは、古来から“恨み”と“嫉妬”です。昔から人が人に対する嫉妬の話を、彰良先生は思わず琴子の手を取って引き寄せ、熱く語り出した。いつもの彰良先生のクセが始まったと、尚哉は「落ち着いてください。」と2人を引き離した。

藁人形を見せて欲しいと言う彰良先生に、あんな気味の悪いもの触れないから、掃除の回収の人に頼んで捨ててもらったと琴子は言った。

「綾音さんにお話しを聞くことはできますか?」と彰良先生が綾音との面会を頼むが、妹をこれ以上不安にさせたくないと言うので、彰良先生は綾音のヒアリングを助手の尚哉に一任した。

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尚哉が勇気を出して綾音にヒアリング…

アルバイトの掲示板を見ている綾音にさりげなく近づいた尚哉だったが、いきなり綾音にサークルの話を聞き始めるなど、うまく距離を取る事ができず、綾音に不審がられる尚哉だった。

そこへたまたま通りかかった難波要一(須賀健太)が綾音に軽く話しかけると、綾音は、アルバイトは、シューズ代とか身体のメンテナンス代など金がかかるからバイトを探していると言い、自分の家がひとり親で、お姉ちゃんが必死で働いていてそこまで頼れない。最近、記録も伸びなくなっちゃって、「うまく行かない理由がわからないんだよね。」という話をスラスラッと話してくれた。

しかし、「うまく行かない理由がわからないんだよね。」という言葉だけが、尚哉には歪んで聞こえてしまった。

それにしても、要一(須賀健太)のお蔭で、自分は何もしなくても、綾音のことをここまで聞き出してくれ、助かった尚哉だった。

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大学構内の敷地で調査中の彰良と尚哉

虫眼鏡を持って何やら調査している彰良先生に、要一が綾音から聞き出してくれた話を伝え、褒められる尚哉だった。ただ、綾音は言葉とは裏腹に「うまく行かない理由がわからないんだよね。」という言葉がと見抜いた尚哉は、綾音は自分の不調の理由を知っていると思うという事を付け加えた。

そして、嘘がわかるから僕を助手を誘ったのかと尚哉は彰良先生に聞くと、彰良先生は、それだけじゃないよ。と優しく言ってくれた。をれを聞いた尚哉は、「嫌がられるよりずっと良い」と尚哉は言い、「でも、本人が嘘をついている自覚がない場合は、声が歪まないので、お役に立てません」と注釈を入れた。

とにかく、綾音には呪われているという自覚があるという事は、身近な人間であることは間違いないと推察した彰良先生だった。

大学の食堂で再び針と藁人形に怯える綾音

尚哉はアイスコーヒーを飲んでいると、サングラスをして、バッチリメイクをし、派手な服を来た女性が、ナポリタンを乗せたトレイを持って隣りに座って来た。「大仏くんパスタ好き?」といきなり尚哉に質問する女性。訝る尚哉にサングラスを外して、自分の正体を明かす生方瑠衣子だった。

普段と違う瑠衣子に驚く尚哉に、こういう恰好をするのは塾バイトの日に限られると説明した。

するとそこへ、彰良先生もやって来た。瑠衣子は綾音と同じ陸上部の部員のことを調べていたのだ。

すると、尚哉たちのテーブルの隣りのテーブルに綾音と同じ陸上部員の女子が3人が席についた。

瑠衣子は調査結果を手短に彰良先生に報告した。

  • 細木まりな(喜多乃愛)は綾音と同じ中距離の選手でライバル
  • 夏目春(三浦理奈)は、綾音と奨学金を争って負けたという噂がある
  • 2年生でマネージャーの相沢香織(石川萌香)は、怪我で選手を断念

尚哉たちと離れた席で綾音たち4人が、お昼を食べていると、「うぅ、痛った…」と言って、綾音が口の中から針を吐き出すではないか。さらに上から数個の針が綾音の上に落ちて来たのだ。心配する部員たちに近づく彰良先生たち3人。

彰良先生は針を受け取ると、「シューズにも針が入っていたそうだね」と綾音に話を切り出した。重い空気に耐えられなくなった様子の綾音はバッグを取って帰ろうとすると、藁人形と無数の針が床に落ち、悲鳴を上げ走り去ってしまった。

その藁人形を拾い上げ、残った陸上部員の3人から話を聞く彰良先生。「これはあの場所にいる人なら誰でも置くことができたよね?」疑いを掛けられた3人は、綾音のお姉さんが綾音にべったりだから、綾音のシューズに針を入れる事なんか不可能だと訴えた。

夏目春は細木まりなに向かって言った。「入学してすぐ、綾音が怪我するように神社にお参りに行こうかなって言ってたよね?」と。しかし、まりなは、あんなの冗談で、綾音はあきらかに本気出せてないし、あれならそのうち実力で勝てるから、呪いなんかに頼る必要がないと彰良先生に力説した。

夏目は綾音にスポーツ奨学金で負けたという事を、瑠衣子が夏目に指摘すると、うちは会社やっていて、奨学金なんてなくても関係ない。綾音は奨学金がなかったら大学進学諦めてたから必死だったと思うけどと、春も興奮しながら弁明した。

瑠衣子は次に、相沢香織に怪我をする前は選手だったということを切り出した。たしかにそうだったが、琴子と同じで、自分は選手を支える方が向いてるなと思っている、綾音の姉・琴子は元選手だから、綾音のメンテナンスをしていると彰良先生に説明した。

ここまでの3人の言葉には、尚哉の耳には歪んで聞こえなかったので、嘘はないらしかった。

しかし、その後にみんなが口々に言った「綾音心配だよね」「辞めるとか言い出したら寂しい」とか、「みんなを引っ張ってもらいたい」とか「綾音はうちらの希望だから」は、もろに歪んで聞こえて、尚哉はとうとう倒れてしまった。

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高槻彰良の過去の秘密を少しだけ知った尚哉

彰良先生は倒れた尚哉を研究室まで運んで来てソファに寝かした。

目覚めた尚哉はもうよるの9:00になっていることに驚き、飛び起きた。そして、先生の実家はどこにあるのかを訪ねると、実家は世田谷にあってここから電車で1時間くらい、両親も健在だけど連絡は取っていない。親といるより1人でいる方が楽だと話してくれた。

それにつられて、尚哉も自分の事を話し始めた。「俺はこんな自分が嫌だ。人は保身のため見栄のために簡単に嘘をつく。親しいと思っていても、平気でこっちを欺きにかかる。声が歪むたびに俺は人に失望する。傷つきたくなかったら、誰とも親しくならなければいい。線を引いて、上辺だけの話をして、空気に合わせて笑って、絶対に線の向こうには踏み込まない。だから、サークルも入りません。親友も作る気もない。楽しい大学時代なんて俺には縁がないんです。」

そんな話をする尚哉の話を何も言わずに彰良先生は聞き、2人でスープを飲み、大学を後にした。

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帰宅時

2人は並んで歩き、綾音の話をした。彰良先生曰く、部員の3人とも言っていることに筋が通っていたし、呪うほどの強い動機もないから、あの3人じゃないと。

すると、尚哉は「自分は大勢の中のその他1人だからわかるんだけど、綾音さんのような目立った人が身近にいると嫉妬すると思うんです。」と言い、あの3人が呪いに関わってなくて本当に良かったと胸をなでおろした。

深町くん君は本当にやさしいね」とまたまた彰良先生は尚哉に言った。

研究室を訪ねて来た琴子に藁人形のレクチャーをする彰良先生

研究室に訪ねて来た琴子と彰良先生。彰良先生は琴子に「あなたが見た藁人形はどういうものでしたか?」と質問し、昨日、食堂から持ち帰って来た針がいっぱい刺さった藁人形を琴子に見せた。

「これです!」と言う琴子に、「あなたが見たのもこのように針だけが刺さっていたのですか?」と聞くと、そうだと言う。

そこで、藁人形について彰良先生は琴子に説明を始めた。

藁人形で人を呪うことを「丑の刻参り」と言います。丑三つ時、つまり午前2時から2時半の間に白装束で頭に3本のろうそくを立てて、神社の御神木に呪う相手に見立てた藁人形を五寸釘を打ち立てる。作法の1つに使うものは五寸釘。

すると、実際に瑠衣子が五寸釘を持って、1寸は約3cmだから長さ15cmの釘だと琴子に説明をした。

「つまり、針じゃ丑の刻参りにはならないし、人形が落ちていたという木の周りを見て回ったが、藁人形が撃たれた跡も残っていなかった。この藁人形を作った者の目的は呪いをかける事ではなく、驚かし、怯えさせることだと思います。」と彰良先生は琴子に説明した。

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彰良先生の瞬間記憶能力の秘密

琴子は今年24歳。という事は高校を卒業したのは6年前だからと言いながら、彰良はその当時の大学新聞の記事の記憶を辿っていた。

彰良先生は1度見た物は忘れない。全部、記憶していて、録画を再生するみたいに記憶を辿れるという。「超記憶症候群」とか、「瞬間記憶能力」と言われるものだ。その能力を発揮したのは12歳から。

彰良先生はそう言いながら記憶を辿っていき、何かを思い出したのか「だから初めてなんだよ!」とつぶやいた。そして、いきなり、「ちょっと確認したいことが出来たから、「よる7:00頃、この前の佐々倉古書店で」と尚哉に言い残し、その場を去って行った。

佐々倉古書店

尚哉が行くと、気の良い女店主・佐々倉花江(和泉ちぬ)が出迎えてくれた。そして、2階に上がって行くと、サングラスをかけた佐々倉健司・警視庁捜査一課の刑事(吉沢悠)が布の袋の中に古書を次々に入れているではないか!

驚いた尚哉は急いで下にいる花江に「怪しい人がいるから、警察を呼んだ方が」と知らせると、健司が自分は警視庁の刑事だと名乗り、次に花江が私の息子だと尚哉に告げた。後から来た彰良先生の幼馴染みでもあることもわかった。

彰良先生は、「今日は、花江さんの手料理を食べるためにみんなで集まった」というのだ。

花江の料理を手伝うために尚哉が席を外すと、健司は彰良に「あいつなのか?ついに見つけたって事か?」「あいつは何を経験した?」と詰め寄った。

「彼が自分の口で健ちゃんに話すまでは、僕からは何も言えない。いくら健ちゃんでもね。」と彰良先生は答えた。

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怪異は現象と解釈で成り立っている

彰良先生の研究室には彰良先生と琴子と綾音がいた。

「琴子さんも学生時代、優秀な選手だったんですね?」と彰良先生。「あなたは大学に進学して競技を続けることを希望していたけど、家の事情で諦めて就職した。この大学にスポーツ奨学金が出来たのは、琴子さんが大学を卒業した次の年から。もう1年早ければあなたの大学入学の夢も叶っていたかもしれない。」と話し出した。

そして、彰良先生は、昨日、幼馴染の健司が探してくれた江戸時代に書かれた「視聴草(みききぐさ)」の中の「奇病」という話を例に出して、姉妹に講義を始めた。

薬屋で奉公していた14歳のうめが、体のあちこちが痛むと言い出し、痛い所をさすってやると、皮膚から針の先端が飛び出て来た。治療しても効果が出なかったので、うめは家に帰された。うめの母親はいたちの仕業かもと答えたそう。

つまり、「怪異」は「現象」と「解釈」で成り立っている。
現象:体から針が出て来る
解釈:いたちのせい

でも、僕たちは現代人として解釈しなくてはならない。うめの病気は奉公先では効果はなかったが、家に帰ると回復した。

普通に考えて、これはイジメか虐待だ。でも、もう一つ可能性があると考えられる。うめが自分で自分の身体を刺していた可能性。少女は奉公先から逃げ出すために、自分を刺してたんじゃないかな?

綾音に「うめの気持ちわかるんじゃないかな?」と聞く彰良先生に対して、綾音の「わかりません。」の声が尚哉には歪んで聞こえた。

藁人形も針も綾音さんが自分でやった事なのではないか?理由はうめと同じ。念願の大学進学が出来て、自分の才能を存分に伸ばせる環境を手に入れ、夢を諦めたお姉さんが必死で支えてくれているが、どうも調子が出ない。

だから、綾音さんは解釈を無理に作り出した。自分が呪われているからだって。琴子さんが綾音さんに付きっきりで、シューズに針を入れるのは無理だってチームメイトが話していました。だったら、針を入れられる人間は姉妹のうちのどちらか1人。食堂に藁人形が出て来た時、そこに琴子さんはいなかった。

「チームメイトは綾音さんが本気を出していないと言っていたよ。プレッシャーで集中できなくなっているんじゃないかな?」と彰良先生は綾音に優しく寄り添った。

すると、綾音は本当のことをしゃべり始めた。「お姉ちゃんが自分を犠牲にしてるから。自分が恵まれているのはわかってます。でもチームメイトにはもっと恵まれてる人もいて、新しいシューズもすぐに買えて、そんな人と戦う自信ない。最初にタオルに針が紛れ込んでいた時、その後の練習で調子が悪くても、お姉ちゃん、さっきあんなことあったもんねって言ってくれて、すっごく楽だった。」

私は犠牲なんて思ってないよと言う姉・琴子に対し、彰良先生は「私がここまでしてるのに。綾音の不調は呪いくらいしか考えられない。」そう思っていたから、あなたもまた解釈を求めていたんです。

姉妹はそれを聞いて納得した。しかし、その後、綾音は「お姉ちゃんにはこの後も応援して欲しい」と言い、琴子も「もちろん、ずっと応援するよ」と励まし合ったが、その言葉は両方とも尚哉には歪んで聞こえていた。

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鷽替えの神事

彰良と尚哉は2人並んで歩きながらこの事件のことを話していた。

最後の姉妹の言葉が歪んだのを彰良先生は良かったことだと解釈した。「お姉ちゃんにはこの後も応援して欲しい」という言葉が歪んだのは、綾音が琴子のプレッシャーを跳ねのける決意が出来たし、琴子は妹に干渉するのを辞めるって決めたって
ことだと。

2人は菅原道真を祀る天神様の前に立ち、彰良先生が尚哉に説明し始めた。

天神さまでは、鷽替えの神事(うそかえのしんじ)という行事をやる。菅原道真が蜂に襲われた時に、鷽という鳥が飛んで助けたことに由来して、鳥の名前の鷽と嘘本当の嘘が同じ音だから生まれた神事だ。前の年にあった嫌な事は全部、嘘だったことにして、新しい年は良い年になることを願うとても前向きな行事だよ。

嘘という現象にもいろいろな解釈が成り立つ。いつも失望する必要なないよ。

と彰良先生は尚哉を励ました。

そして、あらためて尚哉に助手になってくれないかとお願いする彰良先生だった。

「嘘がわかるからじゃないよ。今回みたいな事をしてほしい。僕は怪異のことになると興奮して、常識が分からなくなってしまう。そんな時、止めてくれたじゃないか。あと、ものすごく方向音痴だから、道案内もお願いしたい。」

俺でいいんですかと聞く尚哉に対して、「深町くんが良いんだよ」と言われ、尚哉はこれから先も彰良先生の助手を引き受けたのだ。

この少年みたいに喜ぶ人が俺を探し当てたのかもしれない。俺の方が引き寄せられたのかもしれない—-尚哉はそう思った。

すると、彰良先生の目の前に一話のカラスが飛び立ち、それを見た彰良先生は頭を抱えてしゃがみ込んでしまった。

心配して駆け寄る尚哉に対して、「鳥が苦手なんだ」と言う彰良先生の目が青く光っていた!

そんな2人の様子を影から写真を撮っていたものが…。

どちらにしても、この人が怪異を探す理由を僕が知るのはもう少し経ってからのことだった。という尚哉のナレーションで2話は終わった。

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