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「ショーシャンクの空に」アンディの手紙(英語)を映画の文章通りにご紹介!!

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記事では、アンディが刑務所から脱出し、その後、仮釈放されたレッドがバクストンで見つけたアンディの手紙の内容を英語と日本語で紹介します。映画に出て来た手紙の文字とすべて同じ英語の文章になっています。

また、最後に海でアンディと会うところまでの、レッドの独白語りも、あらすじに添って、私の感想も交えながら書いていこうと思います。

この記事を読むと、次のことがわかりますよ!

  • ラストシーンってどんなんだっけ?
  • アンディの手紙の内容は?(英語と日本語)
  • 最後のレッドの独白語り
目次

「ショーシャンクの空に」アンディの手紙(英語と日本語)

アンディがショーシャンク刑務所から脱出し、その後、仮釈放されたレッドがアンディの手紙を見つけるまでの流れを説明し、映画の中の手紙の内容を英語と日本語で紹介します。

「ショーシャンクの空に」アンディが脱出に成功

妻とその愛人殺しのえん罪を掛けられて、何年も刑務所に服役していたアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)が、長年、綿密に計画を立て、準備をした脱獄が実行され、見事、刑務所から脱走を果たします。

アンディは、刑務所の中で手に入れた鉱物標本用の小さなハンマーで、長年かけてポスターの裏に穴を掘り、下水道から刑務所の外までの長い長い道を進んで、刑務所からの脱出に成功します。

そして、囚人服から隠し持っていたスーツと革靴に着替えて、刑務所長の不正貯蓄から貯めた金をすべて銀行で引き出して、サミュエル・ノートン刑務所長の刑務所内での不正やハラスメント、さらに殺人を犯したことなどを警察に告発して、ショーシャンク刑務所の闇をすべて晒しました。

一方、刑務所でアンディをリスペクトし、一番親しかったレッド(モーガン・フリーマン)にアンディは一枚の絵ハガキを送りました。その絵ハガキにはメッセージはなく、消印は、メキシコの国境の街・フォートハンコックでした。レッドはその送り主がアンディーだとすぐにわかり、思わず笑ってしまいます。

アンディは一路、泥沼から抜け出してひたすら太平洋へと向かっていったというわけです。

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「ショーシャンクの空に」アンディからの手紙の内容

程なくして仮釈放されたレッドは、用意されたアパートに住み、近くのドラッグストアで働きます。

そのアパートは以前、仮釈放された高齢の受刑者・ブルックスが自殺をした部屋で、壁に“ブルックス ここにありき”と書かれていました。

ここからラストシーンまでは、すべてレッドの独白です。

ドラッグストアの店長にトイレに行っていいかと訪ねると、いちいち聞かないで行けと言われ、それを受けてのレッドの心の声です。

40年間許可なしでは小便をできなかった
冷酷な事実だ
シャバでは生きられない
仮釈放が取り消しになれば—-
刑務所へ戻れる
毎日が恐ろしい
ブルックスと同じ心境だ
安心できる所へ行きたい
おびえなくて済む所へ

外に出られたというのに、こんな風に毎日怯えて暮らすような空しい日々だったレッドは、店で売られてた拳銃や時計をぼんやりと眺めて、よからぬ思いを抱くこともありました…。

受刑者は釈放されても、また刑務所に戻りたくて罪を犯すというのを良く聞くけど、きっと、一度、刑務所に入って自由を奪われてしまうと、逆に自由や希望みたいなことが煩わしくなってしまうのかもしれませんね。

しかし、そんな時、ふと、アンディとの約束を思い出します。

それは、レッドがいずれ外に出ることができたら、バクストンの牧草地の石垣に置いた黒曜石の下に埋めたものを掘り起こすようにというもの。

レッドはアンディの言う通りにそこへ向かい、黒曜石の下を掘るとそこには、古い缶があり、その中にはお金とアンディからの手紙がありました。

その手紙に書かれた内容(映画の通り)は次でした。

Dear Red,
レッドへ

If you’re reading this, you’ve gotten out.
仮釈放おめでとう

And if you’ve come this far, maybe you’re willing to come a little further.
ついでに私の所へ来てくれ

You remember the name of the town, don’t you?
町の名を覚えてるか?

I could use a good man to help me get my project on wheels.
仕事を手伝ってほしい

I’ll keep an eye out for you and the chessboard ready.
チェス盤も用意した

Remember, Red. Hope is a good thing,
レッド 希望はすばらしい

maybe the best of things, and no good thing ever dies.
何にも替え難い希望は永遠の命だ

I will be hoping that this letter finds you, and finds you well.
これを読む君が元気だといいが

Your friend, Andy
君の友達 アンディより

アンディ随分粋な事してくれますよね!? 模範囚のレッドだから、きっとすぐに仮釈放するだろうと予測して、でも、絶対に誰も追って来れないようなところに手紙を隠すなんて! しかも、自分のところまで無事にたどり着けるようお金まで用意して(泣)

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ラストシーンでのレッドの独白語り

希望を失いかけていたレッドは、アンディの言葉で生きる希望を取り戻し、アパートを出て、フォートハンコックのジワタネホへ向かうことに。

ジワタネホは、メキシコの太平洋沿岸にある小さなリゾート地で、人もそんなに多くない落ち着いた町なんです。

希望を失いかけていたレッドは、アンディの言葉で、生きる希望を取り戻し、アパートを出て、フォートハンコックのジワタネホへ向かうことに。

ブルックスと同じように、壁に“レッドもここにありき”という言葉を刻んで。

以下、再びレッドの独白語りです。

必死に生きるか
必死に死ぬか

俺は生きるぞ

人生で2度目の罪を犯した
仮釈放違反

町を出ても追っては来ないさ
老いぼれ1人を

必死に生きるか、必死に死ぬかという言葉は、刑務所でアンディがどんなに理不尽な扱いを受けても決して失いたくないものは「希望」だと言った時に、レッドが「希望は正気を狂わせる」と反論したのに対して、「ここを出たら、ジワタネホでホテルを経営したいという希望を語った後に言った言葉でしたね。

結局はふたつにひとつの選択になるんだ。必死に生きるか、必死に死ぬか

当時はこの言葉に異を唱えていたレッドが、あの時のアンディと同じように希望に胸を膨らませて、最後の場所・ジワタネホに向かったのです。

フォートハンコック行きのバスに乗り込んだレッドは何十年ぶりかで本当の自由を味わいワクワクしていました。そして、心の中でこんな言葉を呟いたのです。

ワクワクして落ち着かない
自由な人間の喜びだ

この長旅の結末はまだ分からない
国境を越せるといいが
親友と再会できるといいが
太平洋が青く美しいといいが

俺の希望だ

レッドがジワタネホにある海岸に着くと、目の前でアンディが古ぼけた一艘の船を磨いていました。
2人は何も言わず笑顔で顔を見合わせると再会を喜び合いました。

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まとめ

以上が、「ショーシャンクの空に」アンディの手紙(英語)を映画の文章通りにご紹介!!でした。

えん罪のアンディがずっとずっと刑務所で理不尽な扱いや居たたまれない閉塞感を感じながらも、希望を失わず、倒れては起き、倒れては起き上がって、最後にとうとう希望を実現させたシーンは何とも言えない安堵感と喜びに包まれたのではないでしょうか。

ラストシーンまでの特にレッドの独白のセリフが、希望を失いかけた人間だって自分の意思次第で気持ちや現実を変えることができるという思いに溢れていて、見ている者に勇気やパワーを与えてくれます。

特に、長い長いコロナ渦で、世界全体が行き場のない閉塞感を抱え、希望を失いかけている今、「ショーシャンクの空に」は多くの人に希望を取り戻してくれる作品ではないでしょうか。

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