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らんまん【第19週】ネタバレあらすじと感想|「ヤッコソウ」

NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」
【第19週】ネタバレあらすじと感想
「らんまん」第19週のテーマ「ヤッコソウ」
2023年8月7日(月)~2023年8月11日(金)放送

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目次

「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第19週91話】

ネタバレあらすじ「図鑑とかる焼き」

長女・園子を亡くした悲しみから、なかなか立ち直れない万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)。まつ(牧瀬里穂)、りん(安藤玉恵)、倉木夫婦(大東駿介・成海璃子)らも心配していて…。まつは大家さんに挨拶に行くというりんに香典をいただいて有り難う御座いましたと伝えてくださいといいます。

りんは貸家をしているとこういう事はよくあることだからとまつに話します。まつは洗濯などを終え、部屋に戻ると、明かりもつけずに真っ暗な部屋で一言も会話を交わさない万太郎と寿恵子の姿を見ます。まつは部屋の明かりをつけます。

万太郎は倉木から卵をもらいます。その卵を使ってまつは卵粥を作ってくれました。しかし、寿恵子は口にしようとしません。その夜、横になっていた寿恵子が急に園子の名前を呼び、家の外に出ていきます。しかし、そこには園子の姿はありません。脱落する寿恵子に万太郎は、いつか自分たちが園子のところへ行くときに、図鑑を持っていこうと約束をします。

万太郎はまつにかる焼きの作り方を教えてもらって、寿恵子に食べさせます。寿恵子は美味しいと言って食べると!お腹の赤ちゃんが寿恵子のお腹を蹴ります。まつと万太郎と寿恵子は3人で笑いあいます。

感想

子供を急に亡くすという絶望に見舞われた万太郎と寿恵子。まつが駆けつけて家事の全般をしてくれます。しかし、万太郎と寿恵子は全く立ち直ることができませんね。どうやったら立ち直るのか?と考えて観ていたら、やはりキーワードは図鑑でした。

万太郎は原点に帰り、寿恵子にかる焼きを食べさせます。その寿恵子のかる焼きの食べ方が万太郎と寿恵子が出会った頃のシーンでした。原点に戻る。園子は現実にいたし、忘れることはありません。しかし、いつまでも落ち込んでいるわけにはいかないですからね。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第19週92話】

ネタバレあらすじ「まつの献身な支え」

まつ(牧瀬里穂)に支えられ、寿恵子(浜辺美波)は第二子を出産しました。万太郎(神木隆之介)、は、赤ちゃんの長寿を願い千歳と名付けます。千歳が産まれてひと月が経った頃、まつは何度も帰るのを惜しみながら、帰っていきました。

そんなある日、ロシアからマキシモヴィッチ博士が亡くなったとの知らせが奥さんの手紙で届きました。ロシア行きがなくなってしまった万太郎は、今、自分がやるべきことをやろうと決心します。自分一人でもやり続けると誓ったのです。

まずは大学に寄贈する標本五百点を用意しようと意気込んでいるところに、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)がやってきました。竹雄と綾は園子の仏壇に手を合わせます。そして、峰屋の暖簾をおろしたことを万太郎に報告します。

万太郎は竹雄に一人でも自分のやることをやっていくと宣言すると、竹雄は反対だといいます。

感想

まつは本当に孫が可愛いのですね。何度も何度も帰りたくないと愛おしく千歳を見る顔に嘘はないなと感じました。園子が亡くなってから千歳を出産し、寿恵子の日が明けるまで、献身に万太郎と寿恵子を支えました。母の愛はすごいなと感じました。

そして、竹雄と綾は、やっと峰屋のことが片付いて万太郎に報告することができました。お互いを責めずに尊重し合う。そんな言葉が合う4人のやり取りでした。万太郎の今の現状を聞いた竹雄の反対だと言う言葉。万太郎は竹雄にどのような反応を見せるのでしょうか。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第19週93話】

ネタバレあらすじ「それぞれの新たな道」

万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)、竹雄(志尊淳)、綾(佐久間由衣)は久しぶりに再会し、いばらの道を行く万太郎を心配する竹雄でしたが、寿恵子と共に夢に向かう姿を見て安心します。一人で植物学をやり続けるという万太郎にもうお金は出せない。それでもやるのか?といい、万太郎は寿恵子のためにもやるといいます。

綾もまた、長屋でドクダミを採取している様子を見て、長屋の面々が自由に楽しく生きる姿を見て、どこでも暮らしていけると、元気をもらいました。そして、竹雄と綾は高知へ帰ります。

万太郎も3冊目の図鑑の売上を寿恵子からもらい、寿恵子は内職で食いつなげると万太郎を安心させ、万太郎は植物採集の旅へと出かけていきました。ある日、寿恵子は中尾(小倉久寛)の質屋で見かけた新聞小説の内容に衝撃を受け、田邊の家に向かいます。

感想

竹雄と綾が来たことで、万太郎も寿恵子も元気になりました。苦しいのはみんな同じ。お互いに大切なものをなくした者同士、自分たちの足で生きていかなければならないという自覚を持ち、気持ちを新たにしましたね。綾は峰屋というずっと今まであったものを頼ることができなくなった現実。

万太郎は園子が、亡くなり、大学に立入禁止になったこと。絶望的な万太郎と綾は、それぞれ寿恵子と竹雄に助けられ、周りの助けもあり、これから本当にそれぞれの道を歩んでいくことになります。万太郎は植物学の道を、綾は、これから何をして生きていくのでしょうか。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第19週94話】

ネタバレあらすじ「日常に戻っていく」

卑劣な内容の新聞小説に胸騒ぎがした寿恵子(浜辺美波)は、田邊(要潤)の妻・聡子(中田青渚)の元へと向かいます。田邊家の周りはやじ馬だらけで、寿恵子は警察を呼んでくれていて、警察はやじ馬を避けてくれました。そんな中、駆けつけてくれた寿恵子に、聡子は心から感謝しました。

寿恵子は子供たちを励まし、お父様とお母様とやじ馬、どちらを信じるか?と質問し、子供たちにお父様とお母様を信じるように諭します。騒ぎがひと通り収まって、寿恵子が帰ろうとすると、田邊が帰ってきました。田邊は万太郎のために寿恵子は来たのだといい、寿恵子は友達の聡子が心配で来たのであって、殿方のことは関係ないと言い切ります。

一方の万太郎は、高知の山で植物採集の真っ最中。寿恵子の元には沢山の植物たちが届き、寿恵子は標本作りに気合を入れます。ある日、山奥で虎鉄(寺田心)という少年と出会い、彼の案内で珍しい植物を発見する。

感想

寿恵子は強いですね。園子を亡くしたときはどうなってしまうのかと思いましたが、万太郎という共に生きていける伴侶に励まされ、八犬伝に励まされ、万太郎と出会ったときのことを思い出し、立ち直った。その立ち直ったエネルギーは小さくなることなく、聡子に降り注がれました。

田邊はいつまでも万太郎にこだわっていて、いつまでひねくれているのでしょうかね。あのような態度だから、個人情報がわかってしまうような内容が小説に書かれてしまうのだと、天罰だと思ってしまいます。万太郎をうまく使って大学から追い出さなければ、田邊には別の道があったでしょうね。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第19週95話】

ネタバレあらすじ「新たな新種の研究」

珍しい植物を発見した万太郎(神木隆之介)は、寿恵子の元に帰りました。寿恵子は帰ってきた万太郎を笑顔で迎えます。万太郎は帰ってきて早速、研究を始めます。大学を出入り禁止になった万太郎は本が少ないと言って寿恵子にお金が欲しいと言って、お金を金貸しから借りて、外国の植物の本を揃えます。

万太郎が研究を続けていたある日、波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)が長屋へやってきました。万太郎の家に本が増えていることに驚いた2人は研究で寝てしまっている万太郎を起こし、話をします。万太郎は本を読んでいて、ドイツ語がわからないために、波多野からドイツ語を学びます。

波多野からドイツ語を学びながら、万太郎は、二人を巻き込んでさらに研究を進め、その植物が新種であると認定。「ヤッコソウ」と名付けました。

数か月後、虎鉄(寺田心)からたくさんの標本が送られてきました。それは虎鉄が通う学校の先生がわからない植物たちでした。万太郎はその標本を見て植物を通じて人と繋がれると、ワクワクしている万太郎を見て、寿恵子(浜辺美波)は安堵するのでした。

感想

万太郎の植物採取のときのあの笑顔。最近は暗い顔しか見ていなかったので、あの万太郎の笑顔が見れると!やはり気持ちいいですね。寿恵子も笑顔になり、安心して見られるようになりました。竹雄と綾が万太郎にとってとっても大きな存在なんだと改めてわかることができました。

お金を金貸しから借りてまで研究を、続けるのは、亡くなった園子のためでもあり、大学を出入り禁止になってしまったことも万太郎のエネルギーとなっているのかもしれません。そんな状況でも植物と話している時の万太郎のあの笑顔はやっぱりいいものでした。

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