NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」
【第16週】ネタバレあらすじと感想
「らんまん」第16週のテーマ「コウロギラン」
2023年7月17日(月)~2023年7月21日(金)放送
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第16週76話】
『らんまん』第76回あらすじ 田邊の名を冠した学名は幻となる(写真 全4枚)https://t.co/SAengcU6gA
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ネタバレあらすじ「研究者というもの」
田邊(要潤)が発表の準備をしていたトガクシソウを、留学中の伊藤孝光(落合モトキ)が、突如イギリスの雑誌に発表しました。伊藤は祖父の代から新種と信じ研究してきて、田邊に取られたことが悔しく、田邊に仕返しの意味で論文を発表したのでした。これにより、田邊の名を冠した学名は幻となってしまいました。
新種の発表は一刻を争うもので、一手負ければそれで終わり。それが学者の世界なのだと徳永(田中哲司)は言いますが、藤丸(前原瑞樹)は、せっかく何年もかけて研究してきたものが、一瞬にして無駄になってしまうことがなんのためにやるのか分からなくなってしまっていました。そこまでして新種発表や名付けを競うことに耐えられないと、教室を出て行ってしまいます。
万太郎(神木隆之介)は藤丸の言葉が心に深く刺さり、田邊のもとに行こうとしますが、徳長に止められ、自分たちが行くからと言われてしまいます。
落ち込んで自宅に帰った万太郎は寿恵子が部屋で寝ているのを見かけ、心配をしてしまいます。
感想
新種を発表するということはすごく大変なことなのですね。しかし、新種を発表するには条件があり、それが全て揃わないと発表できないのは万太郎がやっているのを見て大変だなと思っていましたが、伊藤は3代に渡って年月がかかってしまいました。そう考えると、万太郎が見つけた2つの新種は万太郎の丁寧な植物採取の賜物なんだなと思いました。
それは万太郎が持っている運なのだと感じました。きちんとコツコツと丁寧に標本を作ってきた万太郎だからこそ新種が発表できる。田邊のように誰かを蹴落としたいとか名誉が欲しいという理由では、簡単に新種は発表できないのだと感じました。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第16週77話】
【コラム】『らんまん』“優しい”藤丸だからこそ感じる辛さに共感 寿恵子を支える頼もしい一面も#朝ドラらんまん #前原瑞樹 #神木隆之介 #浜辺美波
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ネタバレあらすじ「藤丸の優しさ」
つわりで食欲のない寿恵子(浜辺美波)。昨日の夜から何も食べていない寿恵子に何か食べさせたいと、万太郎(神木隆之介)が困っていて、長屋の人達に聞きに周ります。そこへ藤丸(前原瑞樹)がやってきました。藤丸の義理のお姉さんがつわりの時に良く食べていたというすすめで、揚げ芋を作ってくれました。
藤丸が揚げてくれた芋を万太郎は須惠に差し出しますが、寿恵子は位置度は気持が悪いからと断ります。しかして、藤丸の義理のお姉さんのことを話すと寿恵子は、一口食べてみました。すると意外にも美味しく食べることができ、万太郎はひとまず安心します。
その後、丈之助(山脇辰哉)、ゆう(山谷花純)、福治(池田鉄洋)らも交えて井戸端で残りの揚げ芋を食べていると、突然、藤丸が、大学を辞めたいと言い出します。大学に自分がこのままいたらみんなの迷惑になる。だから辞めるのだと話すと、ゆうがそれで辞めたらきっと後悔すると藤丸を叱ります。
感想
藤丸は万太郎に助けを求めて長屋までやってきたのですね。万太郎だったら救ってくれるのではないかと。こんな自分から抜け出すために、引き上げてもらうために。そんな気持ちでいるから、ゆうにあんなふうにいわれてしまうのだと思いました。
藤丸の優しさは研究をしている中でみんなを癒やしてくれる存在になると思っていました。藤丸は、決断しているのか、していないのか、決断を万太郎に、覆して欲しいのか?大学を辞めたら親に勘当されてしまうならやるしかないと思ったのですが、大学にいると息が詰まると聞いて、重症なんだなと思いました。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第16週78話】
『らんまん』第78回あらすじ 藤丸、田邊に休学する旨を伝える(写真 全4枚)https://t.co/qAnraDJ49f
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ネタバレあらすじ「藤丸の特性」
植物をめぐる競い合いに苦しんでいた藤丸(前原瑞樹)に、万太郎(神木隆之介)は、大学を辞めるのではなく、休学して、藤丸の特性がわかったからそこをどのように攻略していくのか、自分に合ったやり方を探してみてはどうかと伝えます。
万太郎と話し、胸のつかえが取れた藤丸は、田邊(要潤)に休学すると伝えます。田邊に万太郎と同じく新種を探すのか?と聞かれますが、藤丸は万太郎と植物採集に行って、万太郎を観察したいと話しますが、田邊はくだらないと言います。そこに郵便物を持った万太郎が現れ、藤丸は田邊の部屋から去ります。
田邊は、万太郎の図譜を見てくれていて褒めてくれます。そして、万太郎を植物学者として認めると言ってくれます。しかし万太郎は素直に喜べないでいました。
藤丸は、長屋で図譜の刊行の手伝いを始めます。そして、ヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』が完成します。
感想
藤丸は万太郎に励まされ、人間は植物と同じで、それぞれ特性があると言います。全てが植物に繋がってしまいますが、それが万太郎のいいところでもあるなと思いました。藤丸の優しさは、どのように活かされ、藤丸はどのように変わっていくのか楽しみです。
そして、田邊のところに万太郎が行ったときのあの嫌味な言い方…しかし、奥さんに癒やされたのか凄くゆっくり嫌味をいうだけで良かったなと感じました。田邊は万太郎が自分のものにならないことがやはり面白くないと思っているのだなということはとてもわかりやすく伝わってきました。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第16週79話】
『らんまん』パワハラ田邊に視聴者怒り「どんどん孤立」「野宮さんが可哀想」(写真 全5枚)https://t.co/i241IacrDg
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ネタバレあらすじ「波多野と野宮のタッグ」
寿恵子(浜辺美波)に見送られ、万太郎(神木隆之介)と藤丸(前原瑞樹)は、植物採集とタキのお墓参りの旅へと出かけていきました。残された寿恵子は長屋で洗濯をしながら、早く産まれるかもしれないから万が一万太郎と連絡をとるにはどうすればいいのか、寿恵子に聞くと、その辺の草花に話しかければ伝わると寿恵子は言います。
その頃、ヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』が、野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)のところに届きます。2人は万太郎と初めて会ったときのことを思い出し、万太郎の精密で綿密な植物画を見て泣いてしまいます。そして、田邊(要潤)の元にも届きます。
田邊は、画工の野宮(亀田佳明)に万太郎のような植物画を描くよう命じます。途方に暮れる野宮は波多野(前原滉)に顕微鏡での観察法を教えてほしいと相談し、波多野は自分の夢を語ります。万太郎に描けない絵をかいてほしいと野宮に伝え、野宮と波多野はタッグを組むことになりました。
感想
野宮と波多野。波多野は藤丸がいなくなり絶望しているところに、自分の夢を聞いてくれる野宮と話をします。野宮は万太郎と比べられ万太郎と同じ絵を再現しなければならなく、画家が描く絵と、万太郎が描く絵は全く違うということを実感します。
植物を知り尽くしている万太郎が描く植物画は、誰が見ても美しいもので、2本のこれからの指標になると植物学に携わる人たちは思っていました。それは田邊も同じで、野宮を追い詰める言い方をして、波多野と野宮が手を組んでしまうという、田邊に協力してくれる人をただ減らしているだけに見えてしまいます。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第16週80話】
『らんまん』万太郎&寿恵子に長女誕生 “草花にちなんだ名前”に「可愛い」「万太郎らしい」の声(写真 全4枚)https://t.co/NPZuqNheaC
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ネタバレあらすじ「園子誕生!」
寿恵子(波辺美波)は、万太郎(神木隆之介)から送られてくる植物標本を乾燥させる作業や、イチ(鶴田真由)から預かった内職をしながら、万太郎の帰りをお腹の子と待っていました。
福治(池田鉄洋)の娘•小春は寿恵子の内職を手伝ってくれています。小春は寿恵子に赤ちゃんの様子を聞きます。小春は母に捨てられた子で、自分も寿恵子のように産まれてくることを喜んで貰えたのかと不安に話します。寿恵子は小春を抱きしめます。
季節は秋に―。ついに寿恵子は、えい(成海璃子)、りん(安藤玉恵)らの協力の元、無事に女の子を出産。出産に間に合って帰ってきた万太郎も生まれたてのわが子と対面を果たします。この子の人生にありとあらゆる草花が咲き誇るようにと名付けた名前は、園子。寿恵子はいい名前だと喜びます。
感想
りんの万太郎に対する愚癡の言い方が面白く、笑ってしまいました。寿恵子が、草花に話しかければ万太郎に、伝わると言われ、バカと言いかけましたが、こらえ、お花に愚痴をこぼしてしまうという面白いところ。そこにツッコミのように子どもたちが草花に悪口を言ってはダメと怒ります。
今では考えられない長屋の生活。友達でもなく、親戚でもない。長屋独特のつながり感が見ていていいなと思います。万太郎が来たことでみんな変わっていったわけですが、もとの関係性を崩すことなくより良い環境作りができているなとしみじみと感じてしまいました…
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