NHK連続テレビ小説・朝ドラ「おかえりモネ」
【第11週】ネタバレあらすじと感想
「おかえりモネ」第11週のテーマ「相手を知れば怖くない」
2021年7月26日(月)~2021年7月30日(金)放送
「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第11週51話】
【連続テレビ小説『おかえりモネ』7/26 第51回 歌広場 淳さん】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) July 25, 2021
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ネタバレあらすじ
百音(清原果耶)は、無事ウェザーエキスパーツに採用され、気象予報士として働きはじめます。前日にキッチリワイシャツにアイロンをかけ、翌朝出社する百音。会社に着くと野坂(森田望智)に会社がどのようなことをやっているのか、説明してもらいます。
説明が終わった頃に莉子と内田(清水尋也)が百音と野坂がいるところに帰ってきました。莉子が百音にテレビ局の入社証を百音に渡し、百音は、朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)と共に朝の情報番組を担当することになったことを知ります。
明日からの出社スケジュールは朝早く、お昼前には終わると説明され、出社初日はこれで終わりと言われます。
気仙沼では未知(蒔田彩珠)も水産試験場で希望の部署に配属が決まり、姉妹は電話で報告し合います。未知は亮(永瀬廉)とたまに港で会うことを話し、亮も色々乗り越え元気に漁師をやっていることを聞かされ、百音は安心します。
百音は未知との電話を切ると、朝2時に起きるために早く休みます。
2時に目覚ましが鳴って起きることができた百音。洗面所で顔を洗っていると、お風呂場の方で掃除をしている音が聞こえ、百音は菜津(マイコ)だと思い声をかけますが、急に掃除の音は消えて、電気も消えて、黒い人影がみえ、百音は驚きます。
感想
百音が就職した会社は、色々な部署があり、百音は驚いている様子が映し出されますが、大変な所に就職してしまったのですね…社長がぬいぐるみがトレンド入りしたことで、百音のぬいぐるみを操るのを見込んで就職を合格にしたようです。
面白い社長ですね。みんなそれぞれ個性が強くて今後楽しみでなりません。朝早く掃除をしていたのは、誰だったのでしょう…菅波?菜津?暑い日が続く中、朝からちょっとヒヤッとした場面がながれて、ビックリしました。
「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第11週52話】
【連続テレビ小説『おかえりモネ』7/27 第52回 歌広場 淳さん】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) July 26, 2021
◇無事に報道気象班への配属も決まり「気象予報で大切な人たちを助けたい」という目標に向けて大きく前進したモネ。っていうか目標だけで言ったら………続きは https://t.co/80iXCKgD6s#おかえりモネ #朝ドラ pic.twitter.com/p7dhlV9Tw4
ネタバレあらすじ
早朝、出勤の準備をしていた百音(清原果耶)は、下宿先の建物で、自分や明日美(恒松祐里)たち以外の誰かの気配を感じる。不審に思いつつも出勤した百音は、改めて一緒に仕事をしていくメンバーの紹介をされます。
莉子(今田美桜)は百音とコンビを組んで、朝の情報番組の中継コーナーでパペットを動かす担当になるのが流れでしょうと言わんばかりに、百音のパペット担当は決まりました。パペットのことも高村(高岡早紀)は可愛いと認めてくれました。天気予報だけどあくまで報道だと、間違った情報は人の生活に害を与えるとに釘を刺され、まずは、天気にまつわる話題集めをするように言われます。
百音は天気にまつわる話題になるものを考え、自分で画用紙を使ってみんなに説明をします。百音は登米で得た知識をふんだんに使って、嫌われているスギでも木の香りはリラックス効果があり、登米でやっていた森林セラピーのことも話すと、高村は、明日に使ってくれると言ってくれました。
朝岡(西島秀俊)は百音の提案に賛同してくれます。天気のコーナーだからって空の話題ばかりじゃ広がりがない、海や山につなげていく方向性は間違っていない、とフォローしてくれます。ここで、気仙沼と登米でわかった空と山と海は広がっているということをわかっていた百音は、一歩他の人より、抜きん出ていました。
その週末、明日美の荷物も届いて、やっと落ち着いて新生活が始まりました。しかし、一緒の家にいても、百音と明日美がすれ違い生活になってしまうことを話し、笑い合います。百音と明日美は、2人でビールを飲みながら恋愛の話で盛り上がり、百音はそのまま寝てしまいました。
深夜、明日美が何者かの気配を感じて、寝てしまっていた百音を起こして音がする下に行き、2人で大騒ぎになります。そこに、大家の菜津(マイコ)が駆けつけて、2人に言っていないことがあったといい。他にももう1人住んでいることを明らかにすると、奥から咳払いが聞こえました…
感想
百音がパペットで活躍したことによって、百音の仕事が決まったわけですが、その仕事だけではなく、話題になるものも考えなければならない。でも百音は登米で培ったことを活かして、なんなくその問題をクリアしてしまいます。
空と山と海は繋がっているということわからなければなかったのはこの気象予報士になって仕事につくためだったのだと改めて思いました。初め見ていた時は、何のためにそのことを百音が分からなければならいのだろうと思っていましたが、ここにきて答え合わせができ百音の人生の動き方は理想だなと感じました。
「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第11週53話】
【連続テレビ小説『おかえりモネ』7/28 第53回 歌広場 淳さん】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) July 27, 2021
◇原宿ショップガールとマリアンナを引き合わせたらファッションといいテンションといい絶対に仲良くなるからいいのに………続きは https://t.co/LRk1aAxelZ#おかえりモネ #朝ドラ pic.twitter.com/nvyaqICvzX
ネタバレあらすじ
百音(清原果耶)の下宿先の銭湯には、実は宇田川という男性が住んでいました。宇田川は、大家の菜津(マイコ)と昔からの付き合いがあり、とてもいい人だといいます。色々事情は聞いたのですが、菜津も宇田川のことはとてもいい人しか言わず、説明に困っていました。
宇田川は夜中にお風呂の掃除をすごく丁寧にしてくれるということを菜津は一生懸命に話し、しかし、宇田川は掃除以外は一切部屋から出てこないことを聞かされます。菜津は部屋を解約しても構わないと百音と明日美(恒松祐里)に言います。
百音と明日美は話し合って、百音はこのままここにいたいと話し、明日美は反論しますが、すぐに突然慣れた!と言い、そのまま下宿先に住み続けることにしました。菜津はいつ会えるかわからないけど、とてもいい人だとひたすら言い続けます。
やがて夏が訪れ、莉子(今田美桜)との中継コーナーも視聴者からのメールを高村から渡され、その内容を読むと、2人はとても嬉しそうに喜びます。中継コーナーは好評で、百音の仕事は一層充実しています。そんな中、オリンピックで金メダルを取ったから中継はなくなると言われた後すぐに、乗用車が冠水しているとまた違うニュースが飛び込んできます。朝岡(西島秀俊)がすぐに天気図を見て、原因を突き止めようとします。
感想
宇田川がどんな人かわからないけど、菜津がいい人だと言い切るいじょう、百音はそれを信じたい。しかし明日美は東京は怖い所だと言い返すのですが、明日美は東京で色々あったので、人を信じることができなくなってしまっていたのだなと感じました。
コインランドリーに菅波が何度も現れていることから、宇田川は菅波だと思ってしまっていたのですが、とんだ人違いだったようです咳払いもおじさんの咳払いのようにも聞こえます。宇田川がどんな人なのか…百音はいつ会うことができるのでしょうか。
「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第11週54話】
【連続テレビ小説『おかえりモネ』7/29 第54回 歌広場 淳さん】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) July 28, 2021
◇2016年(平成28年)ってつい最近じゃんって感覚だったのですが…5年前…なんですね…。◇オリンピックネタ被せてきたなーって思っていたら………続きは https://t.co/vLj73K5cRG#おかえりモネ #朝ドラ pic.twitter.com/7tnq5gbmPe
ネタバレあらすじ
局地的な大雨の影響で、完成したばかりのアンダーパスが冠水する事故が起こりました。朝岡(西島秀俊)たちは改めて予報の難しさを痛感します。事故にあった方の状況を聞いて、相手は不特定多数だし、カバーしなきゃならない範囲も広すぎるそれで関わってくるのが命となると…しかし、毎回へこんでいたら予報士は続けられないという大変さも知ることになります。
朝岡は蓄積したデータを次に活かすことで、予測の精度を上げることはできるとみんなを励まします。最近は天気の急変が5分10分の勝負になってきています。朝岡は水がどう動いてどこに溜まるかを読み切ることで災害を防げるかどうかが決まってくるので水が大事だと話します。
その話を聞いて、特に百音(清原果耶)は水の怖さを視聴者に伝えなくては、と焦り、翌日から番組でも水の事故対策ばかりを伝えようとしてしまいます。そして、放送を重ねるにつれ、視聴者からの声も、自然の楽しさを伝えて欲しいと要望が届くようになります。
自然は怖いだけではないことも伝えてもらえないか、と朝岡に言われてしまい、落ち込んでしまう百音。誰かに話を聞いて欲しくて、コインランドリーで時間を潰しながら、平日の昼間に連絡ができる人を探しますが、誰も見つかりません。悩んでいると、後ろから声をかけられ、後ろを振り向くと、そこには菅波(坂口健太郎)の姿が…百音はビックリして今、菅波に話を聞いてもらおうかと電話の連絡先を見ていた所に現れた実際の菅波に驚きを隠せません。
感想
水害が怖いということを伝え続けていると、それを見ている視聴者はそれを信じて、海や雨を怖がってしまう。今起きている世界の状況と似ているような気がしてきました。危険だと報道することが間違っているのではなく、それを過剰に言い続けることで、異常に反応してしまい、外に出られなくなってしまう人もいるということを考えて報道しなければならないのでは?と感じました。
自分の感情だけで一方的に報道するのではなく、それぞれのことを考えて平均的に伝えなければならない。とても難しい問題に百音は差し掛かってしまいました。そして、菅波先生が百音と会えたということにちょっとドキドキしてしまいました。
「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第11週55話】
【連続テレビ小説『おかえりモネ』7/30 第55回 歌広場 淳さん】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) July 29, 2021
◇「みんな昼間は忙しいんですよ…!」という坂口 “特大ブーメラン” 健太郎!!!今までどこに行っていたんだ!!!俺たちはずっとアナタを………続きは https://t.co/Mh8V9Ptoxo#おかえりモネ #朝ドラ pic.twitter.com/DS9q1ziV7C
ネタバレあらすじ
思いがけず菅波(坂口健太郎)と再会し、驚く百音(清原果耶)。菅波は急に分析をはじめます。東京は人口1300万人ですよ?そう簡単に会えるはずがない。しかし、ばったり会っている。なぜなら思いがけず、お互いの生活圏が非常に近かったから…ならば、この4ヶ月という空白は?説明がつかない。もっと早く会うでしょ?こうして日常的に立ち寄る場所も同じなのに、4ヶ月間絶妙にすれ違っていたってことですか?意図せず。と菅波がボロボロ話すのを止める百音。改めて、菅波の再会に胸を躍らせます
百音は菅波に登米の状況を聞くと、百音が考えた学習机が売れていると教えてくれます。しかし、菅波はあ!と突然大きな声を出しやっかいなことになった…とつぶやきます。百音と東京で偶然に会ったというと面倒臭いことになる。会わなかったことにしましょうと提案します。
しかし、百音は話さないほうが逆に怪しい関係になると言って、嫌がります。菅波に会ったことで興奮している百音を見て、菅波はメチャクチャ元気じゃないですか!と言います。百音は自分が悩んでいたことを忘れてしまっていたのです。
菅波は洗濯が終わる時間まで話を聞くと言ってくれます。百音は悩んでいたことを菅波に話をし始めます。話を黙って聞いていた菅波は、また分析を始めます。念願の仕事に就くことができた故に何としてでも成果を上げたいと不必要に意気込んでいる。いわゆるド新人の空回りです。菅波は同じような経験があったと話してくれます。
誰かが危険な目に遭うことを怖がりすぎていませんか?という菅波の言葉に、ぐさっと百音の心を突き刺します。状況をほとんど知っている菅波だからこそのアドバイスに百音は自分を冷静に見ることができ、心を入れ替えることができました。そして、百音は菅波にずっと会いたかったということを話そうとすると、洗濯が終わりました。
百音は菅波のお陰で元気を取り戻します。力んでしまっていた百音を心配していた朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)も、肩の力が抜けた様子に一安心します。そんな中、台風が通常とは異なる進路で上陸しそうだという情報が…。
感想
菅波のちょとした言葉一つ一つで百音はあんなにも本当の自分を取り戻したかのように笑えるんだなと感じました。東京に来てからの百音は頑張りすぎて、周りのみんなに迷惑をかけてしまっていることも気がつかないくらい自分を見失ってしまっていたんだなと思いました。
自分の本当の姿に戻してくれる菅波の存在。百音にとってどのような存在になっているのでしょうか?菅波は百音に好意を持っているようにも見えるのですが、百音はそんなことはないと必死に認めようとしていないのではないのかと見ていて思いました。
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