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舞いあがれ!【第25週】ネタバレあらすじと感想| 「それぞれの壁」

NHK連続テレビ小説・朝ドラ「舞いあがれ!」
【第25週】ネタバレあらすじと感想
「舞いあがれ!」第25週のテーマ「未来を信じて」
2023年3月20日(月)~2023年3月24日(金)放送

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目次

「舞いあがれ!」ネタバレあらすじ・感想【第25週117話】

ネタバレあらすじ「空飛ぶ車と対面!」

舞(福原遥)は刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)の作業場で、刈谷たちが開発している「空飛ぶクルマ」と対面します。刈谷の熱い情熱に触れ、舞は大学時代の人力飛行機スワン号を思い出しました。刈谷と玉本は、サークル時代と変わらず空へのあこがれを抱き続けていました。

刈谷は舞に、来年には有人飛行を成功させるといいます。舞はその言葉に驚きます。そして、誰でも自由に空を行き来できる未来をつくると夢を語ります。

舞はめぐみと貴司、祥子にも空飛ぶ車の話をするとみんな驚きます。次の日、舞は歩と保育園へ貴司はデラシネに行こうとしますが、祥子は貸りた本を夜更かしして読んでしまったと嬉しそうに話します。

貴司はそんな祥子の表情を見て、一緒にデラシネに行きませんか?と誘います。祥子は一緒にデラシネに行くことにします。デラシネで貴司の担当編集者の北條と会います。北條は五島は貴司の原点だと聞いていたので、祥子に会えたことに感動します。

北條は貴司に連載の原稿を貰い、次の歌集は詠めているか?と聞きます。貴司は少しずつと答えますが、下を向いたままになってしまいます。貴司は短歌が詠めなくなっていたのです。舞はそのことに気づいていましたが、刈谷と玉本が揉めたことが気になってしまい、そのことを考えてしまいます。

感想

色々とみんな行き詰まっていますね。舞は順調に行っているから尚更周りが動けなくなっていることに気づいてしまいます。それが舞を苦しめなければいいのですが。仕事もしなければならないし、子育ても家事もしなければならない。そんな中、舞はどのようにみんなの行き詰まっている手助けをするのでしょうか。

貴司の短歌が詠めないのは初めてではないので、舞も気を使って貴司には声をかけません。とてもいい夫婦関係が築けているからこそ、声をかけなくてもいいのかなと思いました。祥子も東大阪に慣れてきているようで少し安心しました。

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「舞いあがれ!」ネタバレあらすじ・感想【第25週118話】

ネタバレあらすじ「空飛ぶクルマと業務提携?」

「こんねくと」では笠巻(古舘寛治)が講師となり定期的に行っている子どもへの技術教室が行われていました。その後で、舞(福原遥)は笠巻になにわバードマンにいた刈谷(高杉真宙)が「空飛ぶクルマ」作りに取り組んでいると話します。

そして舞は御園(山口紗弥加)に、「こんねくと」も何か協力できないかと相談し、空飛ぶクルマが実用化されれば東大阪にも大きなチャンスだと言います。笠巻はそれを聞き、技術教室と同じで未来への投資だなと、相づちを打ちます。

まずは御園と一緒に倉庫に向かい、空飛ぶクルマを見ます。その日はたまたま浮上試験をする日で二人は一緒に浮上試験を見学させてもらいます。右と左が交互に上がるだけで完全に機体があがることはありませんでした。刈谷はもっと機体を軽くしたいと言い、どこかいい工場を紹介してくれないかと舞に頼みます。

そのことには御園も賛成してくれました。そして舞は刈谷の助けにならないかと業務提携の話を御園にします。御園は業務提携をすることで東大阪の工場全体が活性化するのならいいんじゃないかと賛成してくれます。しかし舞はもっと忙しくなり家族との時間が取れなくなってしまうのではないかと悩み、貴司に相談します。

貴司はやりたいことをやったほうがいおと言ってくれ、舞は刈谷と業務提携を結ぶことを決めます。

感想

空飛ぶクルマ…本当に実現するのでしょうか。見ている感じでは、完成に程遠いような気もしますが、舞があれだけ希望を持ってやりたいと思うということは何か兆しが見えたからなのかもしれません。そうでなければ業務提携をするなど考えないと思います。

そして、業務提携をすることになるのですが、刈谷に今はお金のことはいいからやろうと持ちかけて、もし、できなかったらどうするんだろうと思いました。しかし、めぐみも祥子も貴司も賛成してくれるならやってもいいのかなと。舞の夢が叶う日が来るかもしれませんね。

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「舞いあがれ!」ネタバレあらすじ・感想【第25週119話】

ネタバレあらすじ「貴司の低迷」

舞(福原遥)は喫茶ノーサイドで、店員として働く佳晴(松尾諭)が店になじんでいる姿をほほえましく見ながら悠人(横山裕)を待っていました。そして悠人が喫茶店ノーサイドに入ってくると、「空飛ぶクルマ」の開発に乗ってくれそうな投資家はいないかと相談します。

悠人は舞の情熱に共感し、投資家を紹介すると約束してくれます。そんな中、悠人のスマホにメールの着信が入ります。舞は久留美からなのかと尋ね、悠人はうなずきます。ちゃんと連絡を取り合っている二人を舞はうれしく思鋳ます。

こんねくとでは子供の技術教室を知って、大きな企業から技術講習を開いてほしいと依頼が入ります。舞と御園はとても喜び、その仕事を引き受けることにします。他にもこんにはドンドン仕事の話が舞い込み、営業成績は順調でした。

貴司は短歌が詠めずに悩んでいました。祥子が昔の貴司の短歌集を読んで、一つの短歌を褒めると、貴司はもうそんな短歌は詠めないとぼやきます。祥子は貴司のことが心配になりますが、声はかけずにそっとしておきます。

刈谷たちとの業務提携の話も進み、本格的に動き出します。

感想

舞の仕事が順調なのに対し、貴司の仕事はなかなかはかどりませんね。舞は貴司の異変に気づいていますが、話をしようとはしません。そして、貴司は帰りが遅くなると連絡をよこすようになります。少し、貴司を解放してあげたらどうかなと思ってしまいました。

貴司はずっと同じところにいるのではなく、旅をして日本全国回っていたときのほうがとても生き生きしていました。しかし、結婚をして旅をして歩くことは長く続けられない状況にいる貴司には心を広く持つということができなくなっているように見えます。

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「舞いあがれ!」ネタバレあらすじ・感想【第25週120話】

ネタバレあらすじ「空飛ぶクルマ。ネクストステージ!」

刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)が、舞(福原遥)のつてで入手したカーボンのプロペラを試作機に取り付けていると、なにわバードマンの仲間だった渥美(松尾鯉太郎)を連れて舞が訪れます。再会を喜ぶ刈谷たち。渥美は毎週末に手伝いに来てくれるとになりました。

舞は刈谷たちへ、投資家へのプレゼンに向けたラストスパートを頑張ろうと励まします。それから刈谷たちは空飛ぶクルマの開発を急ピッチですすめ、投資家にテストフライトを見せる日を迎えます。緊張する玉本に対して冷静な刈谷。刈谷はやることはやってきたと話し、その言葉に玉本も自信に満ちた顔になります。

3人の投資家さんがやってきて、説明をしたあと、飛んだところを見せるときがやってきました。しっかりチェーンで四隅を固定された機体はゆっくり浮き上がり機体が安定したところで静かに着陸しました。大成功です!舞も御園も手を叩いて喜びます。

そして、二人の投資家さんから融資してもらえることになりました。みんなで大喜びし次に向けて夢が膨らみます。

それから一年少しが経ち…貴司は舞に大事な話があると真剣な面持ちで話しかけます。

感想

投資家さんに投資してもらえて良かったですね!確かに刈谷の言う通り二人だけでやっていてはここまでたどり着けなかったでしょう。手伝ってくれた渥美。投資家を紹介してくれた悠人。空飛ぶクルマに挑戦してくれた舞の家族。東大阪の町工場の人達。沢山の力が加わってこのような結果になったのだと、思います。

そう考えると、貴司は全く別の世界にいて孤独と戦っていました。短歌は貴司にしか詠めない。しかし、周りの協力があれば貴司は気分転換もでき、短歌を詠めるようになると思います。最近の貴司は笑顔がなくなってきていると感じていました。

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「舞いあがれ!」ネタバレあらすじ・感想【第25週121話】

ネタバレあらすじ「貴司の苦しみ」

貴司(赤楚衛二)は舞(福原遥)に、短歌をやめようと思っていることを打ち明けます。舞はその理由を尋ねますが、貴司はどうしてもできないといい、舞と歩と一緒にいて幸せでそれで十分、だから短歌から離れたいと言います。舞は時間をおいてみてはと言ういますが、貴司はもう十分考えたと答えます。

舞が貴司が悩んでいたことに気づいて挙げれナかったことを謝ると、自分一人の問題だから舞には関係ないと言います。舞はその言葉を聞いて驚きます。貴司も言ってしまった言葉にハッと気づき、自分で抱えてしまい、舞に相談もしなかった自分を責めます。

その夜、貴司はデラシネに泊まり、舞は一人台所で考え込みます。そこに祥子(高畑淳子)が現れ、貴司がしばらく前から苦しんでいたのだということを話してくれます。舞は自分の仕事ばかりで貴司のことを気にかけてあげれなかったことに後悔します。

次の日の朝。舞は貴司におにぎりを持って行きます。貴司はやっぱり短歌は辞めたくないと言います。舞は机の上にある貴司の恩人八木からの絵葉書を見つけます。八木は今パリにいて、貴司は八木に会いたいと言います。舞は行ったらいいと言いますが、貴司は舞と歩を置いて行けないと言います。

貴司がパリに行きたいと言っていることを貴司の両親、めぐみ、祥子にも話します。貴司の両親は酷く反対しますが、舞は行かせてあげたいと言います。貴司の両親も舞のその言葉でパリに行かせてくれることを許してくれました。そして、貴司はパリへと旅立って行きました。

感想

貴司は家にいては行けない人なんですよね…なのに舞が貴司に甘えてしまって貴司を追い込んでしまいました。結婚をするということはそれぞれの自由がなくなることにもなります。どちらかが頼れば片方が潰れてしまい、二人で歩こうとしても、それぞれが違うので、歪みが生じてくる。

貴司は結婚には向いていなかったのかもしれませんね。仕事も普通の仕事はできず、日本全国を旅していたので、貴司にとっては舞も大事ですが、普通の人ではないということを理解しながら舞達は生きていかなければならないかもしれません。

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