NHK連続テレビ小説・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」
【第22週】ネタバレあらすじと感想
「カムカムエヴリバディ」第22週のテーマ「2001-2003」
2022年3月28日(月)〜2022年4月1日(金)放送
「カムカムエヴリバディ」ネタバレあらすじ・感想【第22週103話】
『カムカムエヴリバディ』第104話、ひなた(#川栄李奈)と五十嵐(#本郷奏多)の過去#カムカムエヴリバディ
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ネタバレあらすじ「ひなたと五十嵐の成長」
ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」の日本人出演者オーディション前日。アクション監督の到着を待っていたひなた(川栄李奈)の前に現れたのは、俳優の道を諦めたはずの五十嵐(本郷奏多)でした。ひなたが五十嵐と別れてから、10年近くがたっていました。五十嵐はハリウッド映画の監督のアシスタントをしているのだと話します。
まさかの再会に、ひなたの心は大きく揺れ動きます。ひなたは実家の家業を継ぐと言って別れた五十嵐に何でハリウッド監督のアシスタントをしてるのかを尋ねると、五十嵐はひなたと別れた後、実家に行って仕事を覚えたけど、つまらなかったと言います。朝は虚無蔵さんに貰った木刀で素振りをしていた。そして、夜はトミー北沢のCDを聴いていた。
五十嵐は錠一郎(オダギリジョー)からそのCDを貰ったのだと言います。CDを聴いているうちに、父の会社でお兄さんの下で働いている自分がばかに思えたと、もっと広い世界があるのに何やってんだろうと。2年で会社を辞めて、アメリカに行ったと話すと、ひなたはよく家族が許したなと言います。五十嵐は許してくれなく、勘当同然だったと言います。
アジア人で殺陣ができるのは有利だと思ってだが、そんなに簡単ではなかったと言います。しかし、映画村でやってきたことが役にたったのだと五十嵐は自信たっぷりに言います。五十嵐はようやく自分の道を見つけられたのだと笑顔で言います。五十嵐は監督と待ち合わせがあるので、そろそろ行かなくてはいかないと言い、ひなたもオーディション会場に来るのかと聞きます。ひなたはうなずき、五十嵐は去って行きました。ひなたは五十嵐がかっこよくなっていたことに驚きを隠せませんでした。
翌日、会場準備に勤しむひなたは、キャスティングディレクターのアニーが見知らぬ男性と話しているところを見かけます。その男性はアニーの甥だと言います。甥は小さな頃からサムライ映画が好きなのだとアニーは話すと、ひなたは喜びます。アニーはひなたを見ていると昔の自分を思い出すのだと甥に話します。
ついにオーディションが始まり、五十嵐は昔とは全く違って、日とに指導できるまでになっていました。
そして、アニーは甥とホテルで話をしているのですが、甥はアニーに岡山に行かなくていいのかと尋ねます。
感想
五十嵐かっこよくなっていましたね!ビックリです。この10年でひなたも五十嵐も色々乗り越えて、2人とも英語という壁を乗り越えて、五十嵐は監督に、ひなたは通訳のようにオーディションの現場を仕切ります。2人とも大人になりましたね。
そして、甥がひなたの初恋の相手なのでは?という勝手な想像。そして、アニーは岡山に行くことをためらっています。アニーは岡山と関係があるのです。そして、アニーは誰に電話をかけていたのか。男性のようですが、頑固でと言っていたのは一体誰なのでしょうか?
「カムカムエヴリバディ」ネタバレあらすじ・感想【第22週104話】
【カムカムエヴリバディ】第105回あらすじ 虚無蔵の前に五十嵐が立ちはだかる(写真 全5枚)https://t.co/RtQ1E48d9D
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ネタバレあらすじ
ひなた(川栄李奈)は、かつての恋人・五十嵐(本郷奏多)と再会したことを、なぜだかるい(深津絵里)に話すことができませんでした。一人もんもんとしながらオーディション最終日を迎えますが、キャスティングディレクターのアニーから何か悩み事があるのかと声をかけられると、思わず自分の正直な気持ちを打ち明けます。
アニーはまだ好きなのか?とひなたに聞くと、ひなたはわかりませんと答えます。また会うとは夢にも思っていなかったと言います。アニーはひなたに「後悔のない道を選びなさい。あなたの人生でしょ」と励ましてくれます。アニーはひなたにファーストネームを聞き、ひなたが答えるとすてきな名前ねと言ってくれます。
ひなたは自分でも不思議でした。るい(深津絵里)にも話せなかったことをどうしてアニーに話してしまったんだろうと。
ひなたが道場の掃除をしていると、五十嵐がやってきて、雑巾がけを始めます。雑巾がけが終わると、ひなたと五十嵐は昔話を始めます。虚無蔵のことや、英語がそれぞれ上達していたこととか、笑顔で話します。そして、ひなたは昔に戻りたいか?と五十嵐に聞くと、五十嵐は戻りたいと思うときもあると答えます。ひなたは心の中で、昔の2人に戻りたいと思っていました。
次の日、虚無蔵が道場で練習していると、ひなたがオーディションで使うために準備にやってきます。虚無蔵が帰ろうとすると、アニーが道場にやってきて、虚無蔵に英語で話しかけます。アニーは虚無蔵にハリウッド映画に出てほしいと何回も手紙を送っていたそうで、返事を待っていたと言います。
しかし、虚無蔵は返事も出さず、オーディションも受けなかったのだと言います。アニーはこれから監督達が来るので、殺陣を見せて欲しいとお願いしますが、虚無蔵は西洋映画には興味がないと言って、立ち去って行こうとします。そこに、五十嵐が虚無蔵から貰った木刀を虚無蔵の前に出し、止めます。
感想
ひなたと五十嵐の話しているときのいい感じ。10年前に戻ったかのようでした。ひなたも五十嵐のことは気になっていて、五十嵐の今の気持ちを探ろうと質問をします。しかし、五十嵐はそのことには気が付かない様子でした。ひなたから告白すればいいのになと思いました。
そして、虚無蔵。西洋映画に興味がないと言って、アニーのハリウッド映画を断ってしまいます。五十嵐も虚無蔵にオーディションを受けて欲しかったと言っているくらい、すごいのに、虚無蔵はなぜあんなに拒否るのか…一世一代のチャンスを虚無蔵に逃して欲しくないですね。
「カムカムエヴリバディ」ネタバレあらすじ・感想【第22週105話】
【カムカムエヴリバディ】「ひなたの未来のために必要不可欠」 五十嵐の再登場に込めた思い(写真 全5枚)https://t.co/iw4QownqcX
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ネタバレあらすじ「五十嵐の告白」
ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」のメインキャラクターに推薦したい、という度重なるオファーを、虚無蔵(松重豊)が断り続けていることを知り、ひなた(川栄李奈)はあぜんとします。必死の説得もむなしく、その場を立ち去ろうとする虚無蔵。
すると、その前に五十嵐(本郷奏多)が立ちはだかり、虚無蔵こそが真の侍だと説得をします。すると、アニーが荷物をおき、虚無蔵に対して土下座をします。
虚無蔵と五十嵐はかつてオーディションでやった殺陣を監督達とアニーの前で見せます。監督もアニーも大絶賛!拍手喝采でした。
五十嵐はひなたを飲みに誘います。ひなたは仕事が終わって、一度家に帰り、ワンピースに着替えてお化粧を直し、五十嵐の待つ、バーに行きます。乾杯をしたひなたは、ひなたは錠一郎(オダギリジョー)がジャズピアニストになったことを話すと、五十嵐は、
「俺は、本当に幸運だったんだと思う。京都に来て!ひなたと出会えて。ひなたがいなかったら今の俺はなかった。ひなた。ありがとう。久しぶりにひなたと会ってひなたと話して、やっと決心がついた。ひなた。俺。結婚するよ。デイジーと」ひなたはその言葉を聞いて、驚きます。
「俺はまだまだ駆け出しで、英語だって片言だし、本当にこの先アメリカでやっていけるのかって思ってたけど、もう迷わない。堂々とプロポーズするよ」そう五十嵐が言うと、ひなたは動揺しまくります。五十嵐はひなたにはいい人がいないのかと尋ねると、ひなたは今は仕事が楽しいと言います。ひなたは五十嵐をデイジーの元に返してあげます。
アニーはホテルに戻り、ひなたが差し入れをした回転焼きをひなたのことを思い出しながら恐る恐る手にします。アニーは回転焼きを半分にして、あんこだけを指でつまみ、一口食べます。すると泣き出してしまいます。
感想
アニーと甥のやり取りのなかで、アニーはひなたが持ってきた回転焼きの袋を見て!大月という漢字を読んでしまいます。その時、甥が漢字が難しいと言うと、アニーは大月は簡単な方よと言います。すると甥が伯母さんなら簡単だよ。と返すのですが、アニーはやはり、日本にいたのだと思いました。
そして、五十嵐のプロポーズの報告。ひなたは飲みに誘われたとき、五十嵐によりを戻せる言葉を言われると思い、意気込んで行くのですが、願い叶わず、撃沈…なんだかひなたが二度も五十嵐にふられて見えてかわいそうに思ってしまいました。ひなたと五十嵐はそれぞれのひなたの道を歩むのですね。
「カムカムエヴリバディ」ネタバレあらすじ・感想【第22週106話】
【カムカムエヴリバディ】第107回あらすじ 雪衣が安子への思いを初めて吐露(写真 全5枚)https://t.co/lCgiQGtEXy
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ネタバレあらすじ「ハリウッド映画の撮影開始!」
いよいよハリウッド映画「サムライ・ベースボール」の製作がスタート。桃山剣之介(尾上菊之助)と美咲すみれ(安達祐実)、伴虚無蔵(松重豊)の出演や、いくつかのシーンを条映で撮影することなどが決まり、条映もひなた(川栄李奈)も沸き立ちます。そのハリウッド映画で使う足袋を雉真繊維に頼むことになったのだと榊原から言われたひなたは喜びます。
サムライベースボールは、SF時代劇です。マット・ロリンズ演じる主人公は現代を生きるアメリカ人ですが、ある日、幕末の日本の弱小藩にタイムスリップしてしまいます。その藩主を演じるのが剣之助。そして、その藩主がもっとも信頼している無口な家老が虚無蔵です。剣之助演じる藩主は藩政がうまくいかず悩んでいます。
タイムスリップしてきた主人公は侍達となんとかコミュニケーションを図ろうと野球を教えます。主人公は野球を教えることで、侍達と交流を深めていきます。藩主は野球を通して藩の侍達を統率することを考え、また、主人公も藩主を通し、武士道を学びます。しかし、やがてその尊皇攘夷の嵐が吹き荒れ、クライマックスはこれぞハリウッドという大合戦シーンが撮影所されます。
ひなたはアニーが来ていないことを気にかけますが、ほとんどの撮影はニュージーランドだからそっちに行っているのだろうと榊原に言われます。
そんなある日、ひなたが帰宅すると、居間に大叔父の勇(目黒祐樹)の姿が。勇はひなたが勤める映画村でハリウッド映画の撮影が行われることをテレビで知って驚いていたと言います。ひなたは上司の榊原(平埜生成)から聞いた雉真の足袋がハリウッド映画に使われるということを勇に伝えると、勇は泣き出してしまいます。父の遺言を守り、足袋を作ってきて、足袋を守ってきてよかったと話します。
錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)は岡山のあのジャズ喫茶で演奏しています。そこで錠一郎がジャズに出会った場所で来年のクリスマスにイベントがあって、そこで演奏してもらえないかと頼まれます。トミーは錠一郎の事情を知って、快く引き受けてくれました。
トミーはるい(深津絵里)にクリスマスのイベントに出るのをあまり喜んでいないことをみて、るいにトミーが聞きます。るいは思いでの場所で錠一郎にトランペットを吹いて欲しかったと話します。
感想
色々なことが繋がっていく回でした。雉真の足袋が報われ、虚無蔵の努力が報われ、錠一郎がジャズに出会った場所で演奏が出きるという夢のような回でした。これが夢でなければいいなと思ってしまいます。あまりにもことがうまく運びすぎて、何かあるのではないかと疑ってしまいます。
そして、るいの錠一郎にトランペットを思い出の場所で吹かせてあげたかったという思い。とても同感でした。もしかするとトミーが何かやってくれるのではないかという期待が膨らみ、錠一郎がトランペットを吹けるようになるのではないかと期待してしまいました。どうなるのでしょうか。
「カムカムエヴリバディ」ネタバレあらすじ・感想【第22週107話】
【コラム】『カムカムエヴリバディ』のバトンを繋いできた上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の功績#カムカム #上白石萌音 #深津絵里 #川栄李奈
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ネタバレあらすじ
雪衣(多岐川裕美)が入院したことを知り、るい(深津絵里)は岡山の病院へ。雪衣はるいに安子のことがわかったのか?と尋ねるとるいはまだ何もわかっていないと話します。雪衣はるいに謝り、そばで勇(目黒祐樹)が見守る中、雪衣は安子(上白石萌音)に対して長年抱き続けてきた思いを初めて吐露します。
雪衣は自分がるいに酷いことを言ったことで、るいと安子(上白石萌音)が離ればなれになってしまった。安子のことが憎くて、小さなるいに安子は女手一つでるいを育てることを諦め、雉真の家にるいを返しに来たとどす黒い気持ちをまだ小さかったるいに話してしまったのだと言います。
勇と一緒になったけど気持ちが晴れることはなかった。雉真の嫁は自分じゃなくて、安子だけだと孫を可愛がっているお義父さんをみて、そう思っていたのだと言います。るいは雪衣の手を取って、自分を責めないで欲しい。みんな間違うんです。みんな…と言うと、雪衣は泣き出してしまいます。勇はその夜、雪衣に一緒になってくれて有り難うと言います。
道場の掃除をしていたひなた(川栄李奈)の元にアニーが現れます。アニーは映画のプロモーションで日本に来たついでにすこし寄ったのだと言い、回転焼きを食べたことを話します。アニーは何であんなに美味しいのか?とひなたに尋ねると、ひなたはおまじないをかけているからだと言います。
そのおまじないは、母に教わったのだと言います。アニーが恐る恐るどんなおまじないなのか?と尋ねると、ひなたはあんこのおまじないの翻訳したものを言い始めます。それを聞いていたアニーは、急に道場を飛び出して行ってしまいました。動揺を隠せないアニーでしたが、気持ちを切り替え、仕事に向かいます。
ますます母への思いを強めるるいの様子を見て、錠一郎(オダギリジョー)は「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」のステージ出演を提案します。お母さんにその想いが届くのではないかと言ってくれます。
感想
アニーのあの様子。やっぱり安子なのではないかと思わせる素振りでした。あんこのおまじないを聞いたときのアニーのそれ以上言わないでくれと言わんばかりの慌てよう。そして、アニーの中に何が浮かんだのか?それはアニーにしかわからないものだと思います。
そして、雪衣がるいに放った言葉。るいは小さすぎたので何も知らなかったのだと思いますが、雪衣の言葉で思い出したのかもしれません。人は誰かの一言で人生を大きく変えてしまうときがある。そのことはるいがいちばんよくわかっていたのだと思われます。
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