NHK連続テレビ小説・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」
【第2週】ネタバレあらすじと感想
「カムカムエヴリバディ」第2週のテーマ「1939-1941」
2021年11月8日(月)~2021年11月12日(金)放送
「カムカムエヴリバディ」6話ネタバレあらすじ・感想
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ネタバレあらすじ「安子と稔の文通」
夏休みが終わり、岡山から大阪に帰った稔(松村北斗)は、学校から下宿に帰ってきて、ポストに安子(上白石萌音)からの手紙が入っており、安子と交わした英語の言葉を思いだしにやけます。
2人は何気ない日常を手紙に綴り合います。安子は大阪にはビルが並んでいると思い、その事を手紙に書きますが、稔がいるところは畑と田んぼしかない所。そして、安子は朝ラジオをつけても実用英会話が流れて来ないことを、手紙に書くと、稔はヨーロッパで戦争が始まったことを伝え、実用英会話は放送を終了してしまったことを伝えます。
基礎英語講座という番組は引き続き放送されるという情報を安子に伝えると、安子はすぐに本屋さんにいって、テキストを購入します。
何通ものやりとりを通じて2人は心を通わせていくのでした。稔との仲を深める安子を小しず(西田尚美)は心配しています。稔は正月に帰省すると安子に伝え、一緒に映画を観ませんかと誘います。しかし、お正月に稔は家の用事で帰ってくることはありませんでした。
一方、甲子園出場を目指して野球の練習に励む勇(村上虹郎)は、昔から安子へのある思いを抱き続けていますが、いつも言えずじまいです。地方予選が始まり、勇の学校が地方予選の決勝に残ったと伝え、勇が大活躍だったことを伝えますが、勇の学校は勇が打った打球で敗けが決まってしまいました。そんな勇を稔は絶対甲子園にいくと信じています。
そんな中、ヨーロッパでは戦争が始まり、世の中の気配も変化してきて…
稔は喫茶店で安子と一緒に聴いた曲の歌詞を英語で手紙に書いてくれます。それを安子は稔にもらった辞書で調べます。安子はその歌詞に励まされます。
感想
今回は手紙のやり取りだけで、物語が進む回でした。それでも素敵な言葉でやり取りする稔と安子。それぞれの状況を伝えたり、質問に答えたり、季節の移り変わりもきちんと書き綴ります。2人ともそのやりとりを楽しんでいて、見ているこちらも幸せになってくるようでした。
勇は甲子園に行くことになったら安子に伝えることがあったのですが、甲子園にあと一歩のところで行けなかったので、安子に伝えることはなかったようです。勇は甲子園に行けるのでしょうか?安子に思いを伝えられるのでしょうか。
「カムカムエヴリバディ」7話ネタバレあらすじ・感想
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ネタバレあらすじ「算太が借金を抱え帰郷する」
たちばな菓子店は、砂糖が配給になったせいで、最中を作ることが出来なくなっておりました。お客さんともめているところに、大阪にダンサー修業に出たはずの算太(濱田岳)が岡山に帰ってきました。
しかし、ダンサーでは成功していて、ダンスホールが廃業になってしまったから戻ってきたのだと話します。皆で夕飯を囲んでいて、算太の楽しい話しを聞いて、皆大笑いし、楽しくご飯を食べます。
安子(上白石萌音)は算太が一人いるだけで場がなごむ。今の時代には必要な人だと話します。算太はダンサーの夢を諦めて家業の菓子修行を始めるわけではなく、小休憩だと言って、相変わらず勝手気ままな様子。
一方、稔(松村北斗)は雉真繊維の次期社長として千吉(段田安則)から取引先の軍人・神田猛(武井壮)を紹介されます。神田から雉真の信頼ある技術力で、帝国軍人にふさわしい軍服をドンドン作ってほしいといわれます。いづれは稔に家を任せたいと思っている、千吉。しっかり挨拶をします。
算太は、お店のお菓子を盗み食いしますが、大阪でも神戸でもこんな美味しいお菓子はなかったと言って、どこかに行ってしまいます。小しず(西田尚美)はお菓子の味はわかっていると感心し、金太(甲本雅裕)は本当は算太はお菓子の職人に戻りたいと思っているのを言い出せないのではないかと心配します。
そんなある日「たちばな」にこわもての男・田中(徳井優)が押しかけてきました。どうやら算太を追いかけてやってきたようで…算太は、借金をしていて、田中は実家にお金の取り立てにきていて、金太は借金のお金を渡し、二度と家の敷居をまたがせない!と怒ってしまいます。
安子はその一部始終を外から見ていました…
感想
算太が帰ってきましたが、何のために帰ってきたのでしょうか…家にいれば、賑やかになってとても場が和むのに、一歩外に出てしまうと、全く信用のない算太。家族でしかわかっていなかったことが、算太が大阪に行ったことで、周りに迷惑しかかけない人なのだと、金太は思い知らされるのでした。
チャラチャラしている算太のせいで、安子の評判や、お店の評判が落ちなければいいなと思い、稔は大きな会社の跡継ぎで、お互い好き合っていても、稔の父が許さなくなってしまうのではないかと、心配になってきました。
「カムカムエヴリバディ」8話ネタバレあらすじ・感想
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ネタバレあらすじ「安子に見合い話・大阪の稔のもとへ」
砂糖が配給制になり、「たちばな」の菓子作りも打撃を受けていました。そんな中、金太(甲本雅裕)から安子(上白石萌音)に砂糖会社の息子との見合い話が持ちかけられます。突然の話に戸惑いを隠せない安子。家族の幸せを願う気持ちと稔(松村北斗)への思いとの間で、安子の心は大きく揺らいでいました。
小しず(西田尚美)は安子に無理をしないようにと言ってくれます。しかし安子は翌朝、置き手紙を残し小さなかばんひとつで始発の汽車に乗り込んだのでした。
大阪の稔の下宿先についた安子は、運良く稔に会うことができました。そして、2人は叶えられなかった映画を観に行き、一緒に食事をします。稔はお気に入りの川に安子を連れてきます。寒そうにしている安子に稔は上着をかけてあげます。2人は夕日を眺めながら、英語で会話をします。
安子が帰る時刻になり、稔にお別れの言葉を言い、上着を稔に返そうとすると、稔は上着は着たまま行くようにと言います。安子は稔の上着を着たまま、汽車に乗り込みます。安子は汽車が出発すると、汽車の中で泣いてしまいます。
汽車は岡山に着きましたが、汽車の中で安子はうつむいたままずっと泣いていました。降りなければとおもって、安子は座席の脇に立っている人に気がつき、「すみません。すぐに降ります」と言いながら立ち上がろうとすると、その人は稔でした。稔は大阪から安子と同じ汽車に乗ってきたのでした。
稔は、「そねん、小せえ カバン一つで、配達もねえじゃろ。何で泣いてるん?安子ちゃん。何があったん?」と安子に言うと、安子は、今まで我慢してきたかのように、また、泣き出してしまいます。
感想
稔の汽車の登場にはビックリでした!まさか同じ汽車に乗っていたとは。そして、何かおかしいと気がついた稔は本当に安子のことが好きなのだと実感した場面になりました。あんな稔のセリフ。好きでなかったら言えません!
店のためにお見合いをさせられそうな安子は、稔を忘れるために、そして、一目でも会いたいという想いのもと、稔の町に行ったのでしょう。しかし、忘れるどころか、余計に稔を好きになってしまうことになってしまったのですね。
「カムカムエヴリバディ」9話ネタバレあらすじ・感想
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ネタバレあらすじ 「稔、父に安子との交際を申し込む」
稔(松村北斗)を訪ねて1人大阪へ向かった安子(上白石萌音)は、夜遅くに帰宅しました。安子が戸を開けて入り、その後に稔が家に入ってきます。金太と小しずは驚いた顔をします。
稔は安子とのお付き合いを認めて欲しいと、金太(甲本雅裕)にお願いします。稔は今日あった出来事を話し、橘家の状況や縁談の話、そして安子は縁談を受け入れて、稔のことを諦めようとしていたという本当の気持ちを知った稔は、橘家の人々に安子との交際の許しをもらいに強い決意を固めてやってきたのでした。
稔は砂糖会社と安子の縁談がたとえ成功したとしても、今後、菓子自体が贅沢品になり、生産が規制されるようになる。と金太に言います。しかし、金太は信じられないと言います。
小しず(西田尚美)は、雉島繊維の長男が一存で安子と付き合いたいと言うことは出来るのですか?と聞くと、稔は「安子さんにに出合ってから、僕の目に映る景色が一変しました。」といい、安子が言った、甘いお菓子を食べている人の顔は、自然と明るい顔になると言った言葉を言います。
親が決めた相手ではなくて、「安子さんと共におりたい。安子さんと共に生きたい。安子さんにそばにおって欲しい。それがうそ偽りのない僕の気持ちです」と話すと、皆複雑ながらも嬉しそうな顔をします。
金太は、稔の気持ちを受け止め、稔のことを認めてくれますが、安子を家から出すわけにはいかない。もう家には安子しかいない…と言うと、稔は潔く言葉を返し、実家に戻ります。
一方、事情を知らない雉真家の人々は、稔の突然の帰省に喜びます。
安子のお見合いは見送ることになりました。
稔と勇(村上虹郎)は河原でキャッチボールをしながら色々な話しをします。会話の流れで、勇は心に秘めた安子の思いを稔に打ち明けます。
感想
稔のうそ偽りのない気持ちを安子の家族の前で堂々と言えるかっこよさ!この時代でここまでしっかり相手の家族に言えるというのはなかなかできないことだと思います。稔は、自分に自信があったのでしょうね。付き合いを申し出ても断れないだろう。自分の気持ちを正直に言えば認めてもらえるだろうと…
しかし、算太のだらしなさを知ったばかりの金太は安子しかいないという安子に頼ってしまっていました。仮に安子の縁談が進んだとしても、稔の言う通り、何も変わらないだけなのに…と思ってしまいました。
「カムカムエヴリバディ」10話ネタバレあらすじ・感想
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ネタバレあらすじ「戦争の始まり」
安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)の関係を知りつつも、安子への恋心を諦めることは出来ない勇(村上虹郎)は、稔が安子のことを本気になるとは思わなかったと言います。稔は安子の家に行って、挨拶をしてきたことを勇に話し、簡単には許してもらえないだろうけど、許してもらおうと思っていると話します。
勇は、甲子園も安子も諦めないと稔に宣言し、複雑な思いを抱えたまま、甲子園出場を目指し、ひたすらに練習に励みます。
若い男性には召集令状が届きはじめ、見習いの一人も、来週の初めには入隊しなければならないと聞きます。入隊する前にご馳走を食べさせてあげるねとひさ(鷲尾真知子)はいい、好物を出してあげると約束します。
連日ラジオからは各国の戦況を伝える臨時ニュースが流れています。夕食の後片付けをしながら、安子は小しず(西田尚美)に謝ります。小しずは、安子の稔への気持ちは重々わかっていると話し、もうお店のためにお見合いを勧めたりはしないと言ってくれます。
勇にとって最後の夏にも戦争の波が襲いかかります。県大会で二回戦まで勝ち進んでいたのですが、ドイツとソ連が戦争を始めたことで、甲子園大会がなくなってしまったのです。
落ち込んだ勇は神社の片隅で肩を落として、座り込んでいます。そこに、神社にお参りにきた安子。勇が神社にいることに不思議がります。勇は安子に甲子園大会がなくなったとこを話します。安子が勇を励ますと勇は安子を抱き締めます。安子はビックリして勇の腕を払いのけてしまいます。勇は稔に勝てるのは野球しかないと言い、去っていってしまいます。
着実に戦争が日常を変えていく中、ラジオから臨時ニュースが流れ、日本も戦争が始まりました。
感想
勇と稔の安子への想い。稔と安子はお互いに思っていますが、勇は一方的な想いになっています。勇は稔に勝てるのは野球しかなく、今まで一生懸命に練習をしてきました。しかし、その夢は目の前で閉ざされてしまったのです。
勇の気持ちは安子のみに捧げられることになりますが、安子が見ているのは稔のことだけ…赦しが出るまで、安子は稔と文通を続けているのです。戦争が始まり、召集令状が次々に出される中、稔と勇はどうなってしまうのでしょうか。
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