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カムカムエヴリバディ【第1週】ネタバレあらすじと感想「ラジオが家にやってきた!」

NHK連続テレビ小説・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」
【第1週】ネタバレあらすじと感想
「カムカムエヴリバディ」第1週のテーマ「1925-1939」
2021年11月1日(月)~2021年11月5日(金)放送

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目次

「カムカムエヴリバディ」 1話 ネタバレあらすじ・感想【第1週】

ネタバレあらすじ「ラジオが家にやってきた!」

日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)3月22日。岡山にある和菓子屋にヒロイン橘安子が誕生しました。実直な父・金太(甲本雅裕)に優しい母・小しず(西田尚美)、厳格な祖父・杵太郎(大和田伸也)、しっかり者の祖母・ひさ(鷲尾真知子)、やんちゃな兄・算太(濱田岳)たち家族や職人に囲まれ幸せに暮らしています。

あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、安子は小学三年生になりました。算太は菓子職人の修行をしていました。お使いを頼まれて訪れたお店で、ラジオを聴いて笑っている吉兵衛(堀部圭亮)をニコニコしながら見ています。

すると、吉兵衛は安子(網本唯舞葵)に背を向けラジオを隠します。安子はガッカリします。

学校に持っていくお弁当のご飯におはぎを入れてはダメなのか?という安子の質問に、ひさは冗談んで白いお饅頭だったら持っていけるかもねというと、しずがそれはいけませんと言って、ひさはお菓子は帰ってきてからと言い、安子は学校に行きます。

学校で男の子にラジオが家にあるかと聞かれ、ないと答えた安子。男の子は貧乏商店街だからないか〜と言い、野球の試合を見たければ、自分の家に来るかと言いますが、安子は怒って教室を出てしまいます。

この頃のラジオは庶民には高嶺の花でした。見習いの1人がラジオを買わないかと杵太郎にぶつけると、そんなものあったら仕事に集中できないと言って反対します。しかし、歌を聞かせるとブドウが美味しくなると聞いたことがあり、あんこにも曲を聞かせたらいいのではないかと言うと、杵太郎はそんなもの聞かせなくてもうちのあんこはうまい。と言います。

杵太郎はラジオは買わん!と言い切ると、算太が安子の頭を撫でて、安子も欲しかったよねラジオ。と言います。翌朝、ラジオが枕元に置いてあったことで、安子は杵太郎がラジオを買ってくれたのだと思い、杵太郎にお礼を言うと、杵太郎はラジオなんか買っていない!と言います。

安子はラジオと一緒に枕元に置いてあった手紙を見せると、金太は算太の仕業だとわかり、ラジオをどうやって手に入れたのか問い詰めます。算太は吉兵衛の家から盗んできてしまっていたのです。吉兵衛のところに謝りにいき、事なきを得ました。

家に戻ってくると、ラジオを聞いていた見習いや家族の様子を見て、杵太郎はお菓子を食べている時と同じぐらいいい顔をしていたなとしみじみ言います。

安子が家に帰ると、杵太郎はラジオを本当にラジオを買ってきてくれました。

感想

ラジオができた頃のお話のようで、一つのラジオを買うのにこれだけ大変なんだなと感じました。今では簡単にラジオやネットが使えているから、情報はドンドン入ってきますが、この時代の人たちは、情報は人と人で繋がっていたのです。

安子の可愛さと孫が可愛くて仕方がない杵太郎のやり取りも、一緒に住んでいるからこそ。今は祖父母とは離れて暮らしている子供も多く、人と人が話し、感じあって、物事を決めている様子が伝わってきました。

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「カムカムエヴリバディ」2話ネタバレあらすじ・感想【第1週】

ネタバレあらすじ「算太ダンス修行へ」

気持ちのこもった甘くて美味しい「たちばな」のお菓子が大好きな安子(網本唯舞葵)。一方、兄の算太(濱田岳)は、跡取りとして菓子修行も始めるも、センスがありません。仕事にも一向に身が入らず、逃げ出しては映画を観に行ってばかり。

安子は、杵太郎(大和田伸也)や金太(甲本雅裕)のように和菓子を作る人になりたい!と母・小しず(西田尚美)と祖母・ひさ(鷲尾真知子)に言うと、安子はそんなことはしなくていいと笑って言われます。

安子は「何で?」と尋ねると、「おなごだから…」と諭されます。安子が店番をしていると、友達がお菓子を買いにやってきて、安子はその子に豆腐屋さんのおかみさんになるのか?と聞きます。自分は女の子ばかりで一番下だから、お婿さんをもらって家を継がなければならないと言う話をします。

そして、安子にお兄ちゃんがいて羨ましいと言います。好きな人の所にお嫁に行けばいいからいいな〜と言われます。安子は好きな人という意味がわからず、ハテナマークのまま話は終わってしまいます。

ある日、算太は金太に「ダンサーになる」と急に言います。突拍子もない算太の言葉に家族みんなで会議が始まります。算太は映画でチャップリンがパンにダンスを踊らせていて、本当にパンが踊っていたんだと話します。

算太はその姿に感動したのだと言います。西洋のダンスを覚えて、ダンサーになる!と力強くいう算太に、杵太郎はダンサーはおなごの仕事だ。という言葉に、算太は「そうなん…?」となり、杵太郎は大阪や神戸にあるダンスホールの話を始めます。

ダンスホールというのは、女の子にお金を払って一緒に踊るのだと説明します。その詳しい説明を聞いて、ひさはなんでそんなに詳しいのか?と言います。杵太郎は誤魔化して、男にダンサーという職業はない!と言い切ります。

算太は「誰が決めた」という言葉に、金太は「おめえは、たちばなの後継じゃ。」というと、算太はまた「誰が決めた!」と言い合いをしていると、安子が止めに入り、自分がお婿さんをもらうから、算太のやりたいことをやって欲しいような言い方をします。

しかし、しずにそれはダメだと言われてしまいます。

算太は安子に気を使わせてしまった…と反省をしますが、安子はお菓子を作っている算太よりも、おはぎを踊らせていた算太の方が楽しそうだったと言うと、算太はチャップリンの真似をして、踊ってみせます。安子はそれを楽しそうに笑って見ています。その様子を金太と杵太郎も見ていました。

算太はものにならなかったらすぐに帰ってくるという約束で、大阪でダンサー修行をすることになりました。さらに杵太郎が腰を壊してしまい、隠居することになりました。

時は流れ、安子は14歳になりました。

感想

安子と算太の将来の話。長男は家業を継いで女の子は家業を継がなくていいという昔の考え方。それを押し付けている人たち。代々伝わる家業も大事ですが、その子供たちに継がせなければならないという決まりはないと、算太が教えてくれました。

安子は小さいながらも、算太の本当にやりたいことを察し、算太の心に寄り添います。そうしようと思ってしているのではなく、純粋に安子は自分が甘いお菓子屋さんで一生暮らせればいいとおもっていただけなのです。そのことが算太を救ったのです。

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「カムカムエヴリバディ」3話ネタバレあらすじ・感想【第1週】

ネタバレあらすじ「安子、英語講座を始める」

高等小学校を卒業し、14歳になった安子(上白石萌音)は、あんことおしゃれが大好きなごく普通の女の子。家業の手伝いをしていますが、まだこれといった将来の夢は見つかっていません。ラジオを聴いていると…日中戦争のさなか、満州国とモンゴルの境界線を巡って、日本軍とソ連軍が衝突しました。というニュースが聞こえてきました。

そのあとすぐにパーマネントは禁止となりました。パーマネントをかけたいと、安子は母・しず(西田尚美)に言っていた安子。父・金太(甲本雅裕)の許しを得ることもないまま、パーマネントをかけられなくなってしまいました。

安子はなぜ戦争が始まると、パーマネントがかけられなくなるのかわかりませんでした。安子はこれといった夢はなく、安子はただ、大好きな町で、大好きな人たちと暮らす日々が、いつまでも続けばいいと思っていました。

店番をしていると、ある青年が和菓子を買いにきました。おすすめは何かと青年が尋ねると、安子は今はわらび餅が出ています。といったすぐに、私はおはぎをおすすめします!と言うと、青年はびっくりした顔をして、そんなに美味しいのならくださいと言って、おはぎをもらいます。

世の中は、甲子園が開催されていて、みんなラジオに釘付けです。配達に行かなければならない見習いたちも甲子園に夢中で、配達は安子が行くことに…そのお宅は、先日おはぎを買いに来た青年の家でした。安子と青年が話をしていると、家の中から、安子の幼なじみ・勇(村上虹郎)が出てきました。

この青年、実は安子の幼なじみ・勇(村上虹郎)の兄・雉真稔(松村北斗)だったのです。稔と安子が話をしていると、安子にアメリカ人が英語で話しかけます。戸惑う安子を見て、稔は、流暢な英語でアメリカ人に英語で答えます。

そんな稔の姿に安子は心を動かされます。安子は稔になんで英語を話せるのか?と尋ねると、稔は明日の朝6時30分にラジオを聴くように安子に言います。

次の日の朝、安子はラジオを聴きます。それは英語講座でした。何を言っているのか安子には一つもわかりませんでした。ただ流れるような英語の調べにうっとりと耳を傾けました。

感想

安子は、この街町が好きで、この町で一生幸せに暮らせればいいと思っているのですね。日本は世界は広いのに、情報が少ないこの時代は、そう思ってしまうのも仕方がないと思います。安子の兄は自分から情報を集めて、ダンサーになりたいと言って大阪に行きましたが、安子は特に何もないようです。

その安子も、おしゃれには興味があるようで、パーマネントをかけたいと、言いますが、その願いは戦争で叶わなくなり、パーマネントがかけられなくなった理由も安子にはわからないままなのですね…今の時代から考えると、あり得ない状況です。

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「カムカムエヴリバディ」4話ネタバレあらすじ・感想【第1週】

ネタバレあらすじ「安子、稔と自転車の練習と喫茶店」

安子(上白石萌音)は早起きをするようになり、稔(松村北斗)から教わったラジオ英語講座を聴きはじめました。初めて触れる英語はさっぱり分かりませんでしたが、稔のおかげで新しい世界に夢中になっていきました。

安子は母・しず(西田尚美)に配達を頼まれますが、浴衣を縫ってしまいたいと言い、断ります。しかし、杵太郎(大和田伸也)がしずにどこに配達に行くのかと聞くと、雉真宅に配達すると言います。安子はそれを聞いて、「私が行く!」と言って、配達に向かいます。雉真宅に配達に行きますが、でてきたのは女性でした。がっかりする安子。家に帰ろうとし、本屋に立ち寄ると、稔と偶然会います。

安子は稔に、ラジオを聴いていると話すと、稔はどうだった?と聞き、安子は英語は、。歌っているみたいで音楽を聴いているみたいで、素敵な調べだと言います。稔は安子の言葉に「なるほど」と言います。しかし、安子は何を言っているのか全然わからないといい、英語の発音をカタカナで書いた紙を取り出し、稔の前で読んでみせます。

稔は安子の疑問を説いてくれ、本棚にあった、ラジオの英会話のテキストを渡してくれます。安子はこんなのがあったのだと喜びながら、本をめくります。稔はそんな安子を見て嬉しいそうな顔をします。本屋を出た2人は、別れようとします。

安子が自転車を押して帰ろうとしている姿を見て、稔は乗らないのか?と安子に聞くと、安子は自転車に乗れないのだと言います。稔は思いっきり笑ってしまいます。稔は自転車に乗れるように教えてあげると言ってくれます。

稔と安子は明日、公園で待ち合わせをして自転車の練習をすることになりました。2人は楽しそうに自転車に乗る練習をします。

そのあと、安子は稔に誘われて初めて喫茶店に行くことに。そこではマスター(世良公則)こだわりのジャズが流れていて、稔は勉強がはかどるこの場所が好きだと言います。稔は、父・千吉(段田安則)が一代で築き上げた雉真繊維の跡取り。将来欧米との取引きをするため、英語を学んでいるんだと、安子に話します。

稔は安子に夢があるのかと聴くと、安子は自転車に乗ることができるようになることですと言うと、稔は笑います。そんな時間を稔と過ごしているうちに、安子はささやかな甘い夢が安子の中に芽生えようとしていました。

感想

安子は配達で、稔に会おうとしますが、稔は出てきてくれませんでした。でも、全く予想もしないところで、2人は偶然に会います。もうこれは運命としか言いようがないですね!稔の反応もいい感じで、2人はお互いのことを話し、どんどん距離を縮めて行っているように見えます。

稔は妹みたいにしか思っていないかもしれませんが、安子は稔に恋心を抱いているのは見ていてわかります。稔のちょっとした隙に見せる笑顔や、安子を可愛いと思っているような笑顔がとてもいい感じを出しています。

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「カムカムエヴリバディ」5話ネタバレあらすじ・感想【第1週】

ネタバレあらすじ

ラジオ英語講座を聴くことは安子(上白石萌音)の毎朝の日課になっています。そして安子の中には稔(松村北斗)とのささやかな甘い夢が芽生えようとしていました。安子と稔は自転車の練習を始める前に、稔から英語の辞書を貰います。

自転車の練習が終わると、安子の家に一緒に帰ってきます。親友のきぬ(小野花梨)が店番をしていてくれて、安子は稔を紹介します。稔は安子に自転車の特訓のお礼だと言われ、饅頭をもらいます。安子は、お菓子を食べている時の顔が好きだと話します。

甘くて美味しいお菓子を怖い顔して食べる人はいない。怒っていても、くたびれていても、悩んでいても、自然と明るい顔になる。それが嬉しいのだと言います。そして、きぬの計らいで、安子と稔は2人で夏祭りに行くことになります。

夏祭りの日、2人でお店を回り、楽しむ安子と稔。途中で、稔は安子の髪飾りがないことに気がつき探しに行くと言って行ってしまいます。その時、稔の弟で幼なじみの勇(村上虹郎)から、社長の跡取りの稔と「あんころ屋の女では釣り合わん!」と言われてしまいます。落ち込む安子。

髪飾りが見つかり帰ってきた稔は安子に髪飾りをつけてくれます。安子は夏の間有り難う御座いましたと言い、自転車の練習もやめにすると言い、「自転車なんか乗れなくてもいい!」と言って、稔の前から走り去って途中で泣いてしまいます。

次の朝、安子は目覚ましをかけていないのに、いつもの時間に目が覚めてしまいました。ラジオを聴きながら、安子は泣いてしまいます。稔はいつも自転車の練習をしているところで安子を待っていました。しかし、安子はやってきません。

勇が安子のお店にお菓子を買いにやってきます。勇は夏祭りのことを謝ります。勇は稔が明日一番の汽車で大阪に戻ると言って帰ってしまいます。

次の日の朝、ラジオを聴いていると、稔と交わした会話のことを思い出し、安子は玄関を飛び出ます。そして稔のことを思い出し、自転車に乗り、おぼつきながらも駅に向かいます。安子は駅に向かう稔を見つけます。稔のこと大声で呼ぶ安子。

稔の前で転びそうになった安子を、稔は抱きしめて受け止めてくれました。でしまいます。安子は「メイ アイ ライト ア レター トゥユー?」と片言の英語で稔に話しかけます。稔は「Of course」と答えます。「I will write to you in return 」と続き、「僕も返事を書くよ」と言います。

感想

わずか14歳で好きな人ができた安子。稔も悪い反応ではない感じです。夏祭りに2人で行っている姿を見て、楽しそうだなと思いました。これを見ていた勇は面白くないのです。安子のことを小学校の頃からあ「あんこ!あんこ!」と馬鹿にしてきたのは、安子が好きだったからなのですね。

2人の楽しそうな姿に、勇は嫉妬心から安子に稔と釣り合わないと言ってしまうのですが、自分の好きな人が自分のお兄ちゃんといい感じになっているのは面白くないでしょうね。でも、勇のいいところは、安子にきちんと謝り、稔が旅立つ日を教えたことですね。

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