2021年7月11日(土)から『ボイスII 110緊急指令室』がスタートしました。
この記事では、「ボイス2」日本版のあらすじを記載します。ネタバレありなので、これから見るという方は、閲覧注意です!!
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「ボイス2」 犯人役は古川雄大か!? 8人の候補から白塗り野郎を見た目や特徴から考察
『ボイスII 110緊急指令室』日本版【第1話】あらすじ・ネタバレ
夜の森の中で、サラリーマン風の男が、傷だらけで足を引きずりながらビクビクしながら逃げている。やっとのことで木の影に隠れるが、周りに気配が無いことを確認し、移動しようとして立ち上がり少し歩いたところで、何者かに見つかってしまう。
廃墟のような所で、注射器、カッターナイフ、注射器、薬瓶などが映し出された。
黒ずくめの男がフードを被り、黒いゴム手袋をして、ドラム缶の中に燃えている炎の側で可笑しな踊りをしている。
さらに、ボンベからヘリウムガスのようなものを吸って声を変えて、「この世の中には火をつけさえすれば利用できるものが多い。憎しみの中で生きている人たちは特にだ。」そう言ってドラム缶の中の皮に刺しておいた焼きごてを男の体に焼き付け、「さぁ狩りの始まりだ」と笑った。
市役所で起こった人質立てこもり事件発生
世の中には惨たらしい事件が立て続けに起こり、今もまさに事件が起こっていた!!
————午後4時8分人質立てこもり事件発生————–
妊婦の女性を人質にベストの中に爆弾を仕掛けた男が、「今すぐ市長を出せ!!」と叫んでいる。
出動命令を受けた橘ひかり(真木よう子)、重藤雄二(増田昇太)ら、緊急指令室の面々だった。犯人が立てこもったのは市役所3階の生活保護課。事件現場へ向かう車の中で、事件が片付いた後夜にでも会いたいと重藤(増田昇太)は橘ひかり(真木よう子)に告げる。橘ひかり(真木よう子)は「ハイ。」と答えた。「そろそろ返事を聞かせてくれ」と重藤。
「そういえば今日だろ?あの人が戻ってくるのは」と重藤はつぶやく。樋口彰吾(唐沢寿明)の復帰の事だ。「はい息子さんの治療が無事に終わったそうです。」と橘。「ダメなのか現場復帰?」質問する重藤に「もう戻るつもりはないと。」と橘。「俺からも頼んでみるよ。あの人はECUに必要な人だ。」2人は元ECU(緊急指令室)の樋口元警視のことを待ち望んでいたのだ。
そんな樋口は、息子と2人で墓参りをしていた。お墓に向かって「ママ、今度パパと一緒に野球するんだよ。」と語りかける息子。「みき、安心しろ大樹元気になったぞ。」と、息子・大樹の退院を亡くなった妻に報告する樋口だった。
中華街の女性暴行事件発生
どうやら樋口は、もうECUに現場復帰しないつもらしい。息子との帰り道、「中華街でおいしいものでも食おう。」と言って中華街を歩いていると、「助けてーーー!!」と言う女の叫び声が聞こえた。息子をタクシーで1人で帰すと、樋口は悲鳴のする方へ駆けつけた。
すると路上であの時ドラム缶の火をコテで男に焼き付けた黒ずくめの男が、女性に襲いかかっていた。樋口は、「警察だ!」と言い、男を確保しようと必死に追いかける。
————–午後4時12分女性暴行事件発生————–
襲われた女性に近くの交番へ行くように促し、と行ってから男を追いかける樋口。しかし、襲われた女は不穏な表情を浮かべて悠然と歩き去って行った。
以前として、犯人を追いかけ続けた樋口だったが、午後4時16分。ついに犯人を取り逃してしまった。
人質立てこもり事件–人質解放
一方、午後4時14分人質立てこもり事件から6分経過していた。「市長はどこだ市長を出せ!俺の人生をめちゃくちゃにしやがって!!」と叫んびながら、依然と人質を抱きかかえ、銃口を女性に向ける犯人。
妊婦の女性の様子が急変し、急に呼吸が苦しくなった。それを見た橘ひかり(真木よう子)は両手を挙げて、「港東署の橘です。堀部こうたさんですね? 市長が来るまで私が代わりに人質になります。彼女は危険な状態です。解放してください。堀部さん、あなたは生活保護の申請を却下された。それで市長に謝罪を求めているんですよね? 彼女を傷つけることが目的では無いはずです。」と人質の解放を要請した。
すると犯人は橘に「自分で手錠をかける」と言う条件を出し、「下手なことをしたら全員道連れにしてやる!」と言って、橘の要求を飲んだ。橘は自分で手錠をかけ自ら人質となった。
人質立てこもり事件–10分で犯人逮捕
人質事件の現場。生活保護課に市長がきたが、重藤雄二(増田昇太)は、市長に会わせたらどのみちスイッチを押しかねない。3つ数えたら堀部の足を撃ってくれ。俺が飛び込む。」と仲間に計画を指示した。橘もそれを察し、確保に協力。午後4時18分犯人を確保した。立てこもりから10分で犯人を逮捕した。ECUの同僚は沸いた!
緊急指令室に向かい、重藤はエレベーターに乗ったが、あの黒ずくめの男がそのエレベーターに乗っていた。不穏な空気を感じた重藤だったが、案の定、重藤は黒ずくめの男に襲い掛かられてしまった!
児童拉致事件発生
横浜中華街。樋口(唐沢寿明)は警察官に事件の状況を伝えていた。すると、あの被害者の女性は交番には行っていないことがわかった。
いっぽう、家に帰る途中、息子の大樹は黒い車の何者かに連れ去られてしまった!!
橘は、みんなにECU(緊急指令室)が各都道府県に配置されることが決まって、自分たちのECUがモデルケースになることを伝えた。
「ECUは3分、現場に到着5分で現場確認、10分で犯人を逮捕被害者を救出できる。クライシスタイムを逃さない。」
すると部下の女性の1人が、橘室長(真木よう子)に釘を刺した。「うちがモデルケースとして成立しますか? 室長は人には聞こえない音が聞こえる。普通の聴力じゃない。だから事件を解決できている。それを上の人間は把握していない。」と。
そんな中、また事件発生。男の子が女性に連れ去られた。するとICUに男の子から電話がかかってきて、橘(真木よう子)が対応した。男の子は、今車の中から電話をかけていると言う。女の人に連れ去られたと電話するように言われたのだと言う。この子供の声どこかで聞いたことがある!と思った橘室長(真木よう子)。「名前は?」そう聞くと電話切れてしまった。
樋口(唐沢寿明)が自宅付近に戻ると、マンションの入り口に大樹の野球帽が落ちていた。
橘(真木よう子)は電話の男の子の声が唐沢寿明の息子大樹のものだと確信し、すぐに樋口(唐沢寿明)に電話した。「今大樹くんと一緒ですか? 今男の子から女性から拉致されたと電話があり、被害者は樋口警部補の息子大樹くんで間違いないと伝えた。
午後4時57分。拉致事件発生から7分経過。樋口は罠にかかったのだ。事件のように装って樋口を子供から離れさせ、大樹を拉致したのだ。被害者を装った女と黒ずくめの男は樋口が今日戻ってくることを知っていた。狙いはなんだ?
初代室長・樋口警部補は、浜の狂犬と呼ばれていた。ECUで調べると中華街付近に駐車していた黒い車が、樋口の家の近くに移動していた。樋口は黙っていられず捜査権は無いにしても、やっと病気が治ったばかりの大樹が心配で、捜査に加えることになった。緊急指令室から唐沢が港東警察署から出てくると、ちょうどいいタイミングで石川透(増田貴久(NEWS))の車が止まった。「アニキ!大樹のことを署員から聞きました。」と言い、樋口を車に乗せ、大樹の行方を探すことになった。
「石川巡査部長、あなたは生活安全課。この捜査に関わることはできません。」橘室長(真木よう子)が石川透(増田貴久)にそう言うと、「処分には慣れっこですよ。橘室長には感謝しています。過失致死とは言え犯人の命を奪ってしまった。1度は警察をやめようと思ったが、橘室長が上に掛け合って残ることができた。迷惑をかけたくないけど、わかってるでしょ?兄貴の性格。暴走したら誰が止めるんですか?」と石川。そう言われて橘は「処分は覚悟しておいてください」とだけ言うと、石川が捜査に加わることを容認した。
警察官逮捕監禁事件発生
一方、エレベーターで襲われた重藤雄二班長は、あの黒ずくめの男に倉庫のような場所に運ばれ、手錠で片手を吊るされ、風呂のような水が溜まったところに漬けられていた。怪我をしてボロボロだった。
————–児童拉致事件発生から13分経過————–
班長の携帯から音声がライブ配信されていることをキャッチした。その音を注意深く聞く橘室長(真木よう子)。水の中に誰かが使っている。重藤班長の声だ。班長のそばに誰かがいる。班長の頭上から聞こえるプロペラの音はドローン?それにジーと言う音は照明?ピンときた橘室長(真木よう子)は緒方にドローンの飛行時間を調べさせた。種類によっても異なるが最長でも40分程度。
重藤班長に命の危険が迫っています。音声からして何者かに拉致をされ、水の中で身動きが取れません。犯人はドローンで証明を釣っていてバッテリーが切れて水の中に落ちたら、班長が感電死する恐れがあります。
大樹の拉致と重遠班長の拉致。ICUは同時に2つの拉致事件を負うことになった。
————–午後5時5分。警察官逮捕監禁事件発生————–
樋口(唐沢寿明)は、自分がECUを離れる時、重藤に自分の代わりに班長をやってくれと頼んでいたのだ。その重藤が拉致されたとして、樋口は動揺した。大樹の事件と重藤の事件には、関連性があるのか?
橘室長(真木よう子)は重藤の携帯のライブの音声をずっと聞いていた。すると重藤の監禁場所から別の音が聞こえてきた。犬が吠える声。
樋口から橘室長(真木よう子)に電話があった。「警察の動きをよく読んで、使用車両を乗り換えるのが犯人の手口。大樹の事件と重藤の拉致事件は犯行手口が同じだ。偶然じゃない。2つの事件はつながっている。」樋口は橘室長(真木よう子)にそう伝えた。
大樹の拉致現場が判明! 大樹を取るか重藤を取るか?
すると樋口の携帯に大樹から電話が。今どこかと聞かれた大樹は、誰もいない病院みたいな所にいると言う。窓の外は森しか見えない。ECUで森に隣接する病院を探すと、去年潰れている厚木にある旧緑ヶ丘市民病院が見つかった。
それを聞いた樋口たちはそこに向かった。
空き缶用のゴミ箱の中に隠れた大樹だったが、中に入っていた缶の音を立ててしまって、女に気づかれてしまった。
するとECUに拉致事件の主犯を名乗る者から電話があった。橘室長(真木よう子)が電話を受けると、相手の男が喋りだした。「人生は選択の繰り返しだ。何を選ぶのかどの道を選ぶのか選択しろ。仲間を助けるのか?我が子を助けるのか? どっちを選ぶ? 樋口。クライシスタイム後10分。」と言って電話切れた。
犯人は重藤班長監禁場所から電話をしてきたのだ。ドローン落下まであと10分。重藤班長から1番近いのが樋口警部補。それは全て犯人の計画だった。
大樹を取るか、重藤を取るか。窮地に立たされた樋口だった。樋口は決心した。ECUの橘に大樹を頼むと告げ、自分たちは重藤の現場へ向かうことにした。
「助けてやれるのは俺たちしかいない。絶対に死なせない。いかれた野郎に後悔させてやる。俺を怒らせたこと! 行くぞ透!」
————–午後5時18分児童拉致事件発生から28分経過————–
橘によると重藤監禁場所の近くで吠えている大型犬の鳴き声は5秒覚えたら10秒止まるそしてまた5秒と一定の間隔で泣いている。
樋口と石川は、近くの農家の男性にこの辺で犬の鳴き声を録音したものを使っていませんかと聞くと、よる猪から畑を守るために犬の鳴き声を流しているが昼間には流さないと言った。しかし、1人思い当たる人物がいた。スイッチを入れっぱなしにしている人がいると言うのだ。その場所を聞いて、樋口と石川は監禁場所を発見した。
青葉食品センター跡地だった。
重藤班長はすでに亡くなっていた
音声発信元からECUに映像が届いた。時間切れでドローンが重藤が浸かっている水の中に落ち、感電して炎が上がった。時間内に現場にたどり着けなかった樋口は、その現場を生で見て橘に、「重藤はもう死んでいる」と告げた。続いて映像から黒ずくめの男がドラム缶の炎の中に差し込んでいた鉄の焼きコテを取り出し、重藤の体に焼き付けた姿が映し出された。黒こげになった重藤・・・
現場に写っている時計から、映像はライブではなく10分前に録画されたものだったことがわかった。犯人から連絡があった直後に重藤班長は既に殺されていたのだ。
重藤から「橘を幸せにするの俺じゃダメか?」と聞かれたときのことを思い出し、橘は泣いた。
————–午後5時29分警察官逮捕監禁事件発生から24分経過被害者死亡————–
炎の中から現れた大樹
犯人の仕掛けたコードに捜索していた警察官が引っかかって、大樹の拉致現場が爆発した。
と同時に、樋口たちが捜索している現場に隣接する建物から、爆発音がし炎が上がった。その中を見ると黒ずくめのあの男が踊っていた。奥から女が運転する黒い車が止まり、ドアが開くと、口にテープを貼られた大樹がいた。
「気がついたか、樋口彰吾!」
「白塗りヤロウ!」
黒ずくめ白塗りの男が大樹に向かって、「君を助けなかったな。ママの時と同じ」と言った。そして女が大樹の頭に銃口を向けた。
炎の向こうで樋口は「大樹ーーーーー!!!」と叫んで、拳銃を同僚から取り上げて犯人に向けた。
すると、犯人はいつもの調子でニヤリとしながらつぶやくのだ。「スマイル」
————–午後5時32分拉致事件発生から 42分経過————–
真っ黒な画面に銃声が鳴り響いた。
果たして大樹の命は?
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