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ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝のエイミーのその後を考察!テイラーとの再会はあるのか?

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 ー永遠と自動手記人形」では、捨て子のエイミーが同じ捨て子のテイラーと一緒に暮らし始めたところから物語は始まっています。

しかし、2人はある日、やむを得ず引き離され別々の人生を歩むことになります。しかし、それでも遠く離れたところで思い合う2人のその後の人生や、果たして、エイミーとテイラーは再び会うことができるのかなどをアニメの中の物語から考察してみました。

ネタバレありなので、まだ知りたくないという人は読まない方が良いかもしれません。

気になる人は、ぜひ最後までご覧くださいね!

まずは、エイミーとテイラーの関係とは?そこから説明していきたいと思います。

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目次

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」エイミーとテイラーの関係とは?

由緒ある名家・ヨーク家の一人娘・イザベラは、最初からずっとヨーク家の娘だったわけではなく、もともとは、「エイミー」という名前で、身寄りもなく1人で道に落ちていたものを拾って、それを売り歩いて生計を立てていました。

そんなある日、エイミーが雪道を歩いていると、道端に汚い毛布にくるまった幼い少女を見つけます。その少女は捨てられていたのです。

その少女を見たエイミーは、「僕がこの子を幸せにする。復讐だから。」「こんな生き方しかさせてくれない…。本当はこの子も不幸になるはずなんだ。でも、僕が幸せにする。新しい選択肢をなにも無い僕がこの子に与える。」そう言って、その子にテイラーと名付けて、妹として一緒に暮らすことにしました。

貧しいけど、2人は幸せな日々を過ごしていました。が、そこへ突然、ヨーク家の主人と部下がやって来て、エイミーを見るなり、「これがあの時の女の子どもか!我が一族、ヨーク家の血を引いた私の娘。」と言って、ずかずかと入り込んできました。

そして、エイミーに向かってこう言いました。「名前も過去もすべて捨てて一緒に来い!そうすれば、その娘の後の面倒も見てやろう。」「その子もその方がよい。こんな暮らしを続けていけると思っているのか?」

その男(ヨーク家の主人)にテイラーの身の上も最低限保証すると言われて、エイミーは唯一かけがえのない存在だったテイラーと離れて、ヨーク家へ連いていく決心をしました。

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」 エイミーとテイラーはなぜ引き離された?

推察すると、ヨーク家には家の跡を継ぐ子どもがいなかったのでしょう。しかし、主人が過去、関係を持った行きずりの女が産んだ唯一の子どもがエイミーで、正真正銘ヨーク家の血を引いたの子どもだったのです。

「これがあの時の女の子どもか!我が一族、ヨーク家の血を引いた私の娘。」 と、ヨーク家の主人が言った言葉で大体のことが想像できますよね。

だから、その娘を探し出して、あたかも自分の正妻との間にできた子どもだと世間に認識させるために、今までの名前も過去もすべて捨てろとエイミーに命じたのです。

エイミーは何よりも大切に思い、幸せにしてあげたいと思っていたテイラーのその後の面倒も見るというヨーク家の主人の言葉を信じて、泣く泣く離れ離れになることを選択したのです。

テイラーの幸せだけを願って…。

ヨーク家の主人にしてみたら、エイミーの過去に携わった者たちを一切彼女から断ち切って、正妻との間に生まれたどこに出しても恥かしくない娘としてエイミーを迎い入れて、将来、エイミーを名家に嫁がせたかったのです。

それがエイミーをヨーク家に引き取る大事な目的だから。

なぜなら、自分の娘と他の貴族の家の息子と政略結婚させれば、ヨーク家の繁栄が後世にも繋がるからです。

そして、テイラーも一緒に引き取れば、エイミーの身の上もすべて周りにバレてしまうから、2人は無理やり引き離されてしまったというわけです。

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」 エイミーとテイラーのその後

エイミーがヨーク家に引き取られてからのその後は、アニメでは、淑女として相応しい教養、会話、礼儀作法、舞踏を身に付けるために深窓の令嬢とその侍女、女性教師以外は存在しない高い塀で外の世界と隔絶された女学校で教育され、父親の望み通りに、地位ある身分がある男性の元へ嫁ぎました。

舞踏会のデビュタントを成功させるために、ヴァイオレットがイザベラ(エイミー)の教育係としての任務を遂行していたというわけです。

その後は、何度かヴァイオレットとエイミーは手紙のやり取りをしていましたが、いつしかその返事も途絶えました。

一方、テイラーは、後にテイラーが幼い頃に一度エイミーとヴァイオレットからもらった手紙をベネディクトから受け取ったことで孤児院から脱走して、1人で船に乗ってヴァイオレットが勤務するC.H郵便社に訪ねて来て、自分を郵便配達人として雇ってくれとクラウディア・ホッジンズに頼みます。

ヴァイオレットはテイラーへの手紙に「何か困ったことや頼りたいことがあれば、訪ねてください。」と書き、エイミーは、「これはあなたを守る魔法の言葉です。“エイミー”ただそう唱えて。」と書き記していたのです。

テイラーはヴァイオレットの手紙の言葉を信じて、C.H郵便社に来たというわけですね。

テイラーはホッジンズの許しを得て、少しの間、ベネディクトの弟子として郵便配達の仕事を頑張ります。

そして、ヴァイオレットの指導でエイミーへの手紙を書いたテイラーは、郵便配達人として、ベネディクトとともにエイミーのもとへ手紙を届けます。

ヨーク家はイザベラ(エイミー)の素性をひた隠しにしていたから、その居場所を探すのに苦労したけど、なにせ由緒正しき貴族なので、嫁ぎ先を探すことができたのです。

イザベラとなったエイミーはものすごいお屋敷に嫁いでいました。外に出る時間も一日のうちのほんの少しの間だけ。かなり、行動を制限されていました。

裕福な家に嫁いだものの、テイラーと暮らした時のような自由はもうありません。

しかし、テイラーからの手紙をもらってひどく感動し、エイミーからもテイラーとヴァイオレットに手紙を書くことにしました。また、3人の間で手紙を通して交流が始まるのですね!!

でも、この時、テイラーはエイミーに会わず、陰に隠れてその様子を見ていただけでした。理由は、“一人前の郵便配達人になったら、その時にちゃんと自分で渡す” テイラーが自分でそう決めていたからです。

その後、テイラーはエヴァーガーデン家の養子になります。仕事が許される年齢になったら、またC.H郵便社で郵便配達人に
なる決意です。

この後は、私の希望も入った考察ですが、テイラーは自分が決めた通り、エヴァーガーデン家で教養をつけ、大人になってから、C.H郵便社に来て、郵便配達人になります。

そして、自分でエイミーへの手紙を書いて、エイミーが住むお屋敷に自分で手紙を届けるのです。

2人は長い時を超えて、その時、再会を果たすのです。

もちろん、公に2人の関係を知られないために、堂々と会ったりすることは許されませんが、手紙を書く度に、テイラーはエイミーのもとを訪ね、2人の交流は、その先もずっと続いていくのだと思います。

私は、原作を読んでいないので、本当は2人がどうなったのかは分かりませんが、アニメーションの物語では、そうなるといいなと思っています。

そして、この後の続編で、エイミーとテイラーのその後が放送されるといいな♪と切に願っています。

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まとめ

エイミーとテイラーのような、心の中では深く深く繋がっているのに会うことが許されない2人を唯一結びつけてくれるのが、当時の“手紙”だったのですね。

そして、誰かのために代わって文章を書く自動手記人形=ドールもまた、人々に幸せを届ける大事な役割りを担っていたのです。

少女の時から戦士として、たくさんの人を傷つけてきたヴァイオレット・エヴァーガーデンは、もう一度生き直すために、これからもいろんな人の架け橋の役を果たしていくのでしょう。

エイミーとテイラーのような人々が手紙によって幸せを感じる物語「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 」がこれからも、ずっとずっと続けばいいなと思っています。

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