NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」
【第18週】ネタバレあらすじと感想
「らんまん」第18週のテーマ「ヒメスミレ」
2023年7月31日(月)~2023年8月4日(金)放送
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第18週86話】
【コラム】『らんまん』万太郎はなぜ田邊の名前を記載しなかったのか “義理と人情”の世界を考える#朝ドラらんまん #神木隆之介 #要潤
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ネタバレあらすじ「田邊の万太郎への憎しみ」
万太郎(神木隆之介)の書いたムジナモの論文に激怒した田邊(要潤)は、大学の出入りを禁じます。大窪(今野浩喜)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)は、どうにか万太郎を許してほしいと論文を書き直すと謝罪し、懇願しますが、田邊は決して許そうとはしませんでした。
そして田邊は、追い打ちをかけるかのように、万太郎ご持ってきた土佐の植物目録と標本500点を大学に寄贈するよう万太郎に命じます。ただで出入りをさせて、田邊が集めた書籍や辞典を無料で使い、それぐらいは何でもないだろうとまんに言います。
万太郎はとにかく論文を書き直そうと急いで帰りましたが、話を聞いた寿恵子(浜辺美波)は納得がいかず、田邊の家に行って話をすると言い出します。しかし、万太郎は専属の植物ハンターを断ったこともあり、寿恵子に田邊家には行かないように言います。
感想
田邊の言うことも何となくわかります。学生でもない万太郎を受け入れて、植物学教室に置いてある書物を自由に使わせてあげ、雑誌まで創刊し、その上、新種まで発表した。田邊が心が広い人だったら良かったのですが、田邊は性格がよくなく、万太郎を受け入れてくれませんでした。
万太郎が論文を発表すれば田邊も同じく評価してもらえるのに、外国の植物学の人たちからも田邊宛に手紙がいっぱい届いていたのに、万太郎がいなければ田邊に外国から手紙が届くことはなかったでしょう。みんなが万太郎万太郎と言っていることが面白くない田邊は子供のようにひねくれたのですね。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第18週87話】
【コラム】『らんまん』要潤演じる田邊の誰にも理解されない孤独 万太郎と再び交わる日は来るのか#朝ドラらんまん #要潤 #神木隆之介
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ネタバレあらすじ「許されなかった万太郎」
文部大臣・森有礼(橋本さとし)の号令のもと、東京大学の理学部は帝国大学理科大学と改められ、田邊(要潤)がその初代教頭に就任しました。一方、万太郎(神木隆之介)は、大窪(今野浩喜)の協力を得ながら、ムジナモ発見の論文を書き直し、全部刷り直します。
大学への出入りを禁じられ落ち込む万太郎に、寿恵子(浜辺美波)は桜飯を作って励まします。桜飯は桜を使うのではなく、タコを桜に見立てタコの色で薄ピンクになったご飯を桜飯と言います。寿恵子の母がいいことが起きるようにと作ってくれたもので、寿恵子は作ってくれました。
いつも通り明るく接する寿恵子に万太郎は元気を守らいます。そして、万太郎はもう一度、田邊の元へと向かいますが、田邊に尽くし、図鑑を作るのを止めるなら考えてやってもいいと言われ、万太郎は釈して貰えませんでした。落ち込んで家に帰った万太郎を寿恵子と園子は笑顔で迎えました。
感想
田邊はどこまで意地悪なのでしょうか。自分の思うようにならないことを万太郎に当たり、万太郎の夢を壊そうとしています。すべてを手に入れることができない田邊は、何でも手に簡単に入ってしまう万太郎が面白くないのですね。
万太郎はただ植物を愛しているだけ。だからその協力をしてほしいと頼んでいるのに、そのことを田邊は人を傷つけると言いました。万太郎がやっていること、話すことが全て田邊には嫌味にしか聞こえなくなってしまっているのですね。悲しいです。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第18週88話】
【コラム】『らんまん』里中「やめるなよ」の切ない念押し 寿恵子は万太郎の代案に思わず絶句#朝ドラらんまん #神木隆之介 #浜辺美波 #いとうせいこう #田辺誠一
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ネタバレあらすじ「ロシアに発つ?」
万太郎(神木隆之介)は、野田(田辺誠一)と里中(いとうせいこう)の元を訪れました。田邊(要潤)を怒らせてしまった経緯を話し、博物館で研究をさせてもらえないかと二人にお願いしました。しかし、大学と博物館は協力関係にあるため難しいと断られてしまいます。
万太郎を応援したい二人は、万太郎の才能を認めている人は他にもいるとロシアで研究することを提案してくれ、背中を押してくれます。家に帰ると、寿恵子(浜辺美波)に博物館でも受け入れてもらえなかったことを落ち込んで話すと、寿恵子がマキシボビッチ博士から届いた手紙を万太郎に渡します。
その手紙を読んだ万太郎は、ロシアで研究したいと寿恵子に話します。寿恵子は万太郎に、条件を出し、ロシアで研究することを認めてくれます。二人目を日本で産むこと。ロシアに立つ前に母と会いたいということ。言葉がわからないロシアで絶対に寿恵子と子どもたちのことを離さないこと。
感想
博物館は大学と繋がっていて、里中も野田もどうすることもできない悲しい答えでした。だからこそ、野田は東京大学の田邊を紹介できたのです。大学の繋がりがなければ、万太郎は田邊の元に行くことはできなかった。それをよく頭に入れて、万太郎は動かなければならなかったのかもしれませんね。
しかし、植物が好きな万太郎は自分の思うがままに田邊の誘いも断わり、図鑑を東京大学の書籍、標本を使って発表をした。そこに田邊への感謝もなく、自分の手柄のように発表したこと。田邊の立場になればしびれを切らした。ということに田邊なるのでしょうね。万太郎はロシアに発つのでしょうか?
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第18週89話】
神木隆之介&浜辺美波”愛娘”と家族オフショットに反響「素敵」「園ちゃんがしっかりカメラ目線」https://t.co/kNhdZcwFhC
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ネタバレあらすじ「腐造」
万太郎(神木隆之介)は、自分のことを認めてくれるマキシモヴィッチ博士の元で研究をしようと、寿恵子(浜辺美波)と娘を連れてロシアへ行くことを決めます。そして、峰屋に渡航費の相談をしようと考えていた矢先、峰屋では腐造が起こってしまい、綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)は窮地に立たされていました。
腐造が起きてしまった峰屋は仕込んだお酒を全て捨てなければなりませんでした。その原因として、綾か峰の月の味を少し変えようと火入れのタイミングをずらしたことにありました。しかし、杜氏は自分に責任があると、峰屋を辞めようと、ハッピを返します。
竹雄は早まったことをしないようにと杜氏に言いますが、綾と竹雄は峰屋を閉じなければならないことに気づき、従業員にその旨を全て話します。従業員達は綾を責めないと励ましてくれます。
そして、万太郎と寿恵子の娘、園子に高熱が襲います。
感想
峰屋。簡単に腐造してしまうのですね。伝統を守らなければならないことを少しでも変えてしまうと、このような事が起きてしまう。だから昔から続いているものというのは曲げてはいけない。昔の人達が失敗を何度も繰り返して完成させたものを、時代が変わったらと言って変えてはならないのだなと思いました。
変えていいものと変えてはいけないもの。しっかり見分けていかないと守れるものも守れなくなり、失ってしまうのだなとわかりました。失ってみて初めてその偉大さに気づく。それを万太郎も綾も竹雄もわかっていたことなのに、事は起きてしまうのですね。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第18週90話】
『らんまん』さよなら園ちゃん…寿恵子&ネット号泣「朝から辛すぎる」 峰屋も幕引き「分家ーズに泣かされた」の声も(写真 全5枚)https://t.co/mfa3EkLWoh
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ネタバレあらすじ「園子とのわかれ」
春、ヒメスミレが咲く頃―。長女・園子が天国へと旅立ちました。2歳になる前、熱を出して3日目で旅立ちました。寿恵子は泣きながら謝り、万太郎は園子のためにヒメスミレの絵を何枚も書きます。悲しみに暮れる万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の元へまつ(牧瀬里穂)がやってきました。
まつは落ち込む万太郎と寿恵子を励ますわけでもなく、家事の一切をこなしてくれます。いい筍が入ったので、寿恵子の好きな筍の、握り飯を作ってくれます。まつはお腹の子も死なせるわけにはいかないといいます。寿恵子はまつが、作った握り飯を無感情で食べます。
一方の綾(佐久間由衣)も、峰屋をたたむことに心を痛めていました。そこへ豊治(菅原大吉)らがやってきて、竹雄(志尊淳)と綾に労いの言葉をかけます。竹雄が峰屋を、助けてくれと頼みますが、断られてしまいます。二人は峰屋の土地を売り、再出発することを誓います。
そして、万太郎と寿恵子も園子の幸せを空に祈るのでした。
感想
園子を亡くして落ち込んでいる万太郎と寿恵子にまつはそっと寄り添ってくれます。笑顔を見せない漫画と寿恵子に笑顔で家事をこなします。なんて心強いのでしょう。そして強い。おちこんでいても園子が生き返るわけでもない。まつはわかっていたのです。
そして、綾と竹雄は自分たちの代で峰屋を、終わらせてしまうことに涙を長島続けます。そこに分家の人達がやってきて、綾と竹雄に酷しい言葉をかけるのかと思っていたら、励ましの言葉を残していきました。綾と竹雄はそのまま言葉にすくわれたようですね。
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